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Photo by
noouchi
親子だって一緒にいて辛いこともある。親子なんだからにとらわれなくてもいいと思う。
去年から私の母は実家で祖母の介護をしています。悩みに悩んだ末、定年を機に飛行機で2時間離れた実家へと帰っていった母。
祖母とのふたり暮らしはなにかと苦労があるようです。母と子、というより、もうひとりの女性と女性なのですから。
何もいわずとも分かり合える、なんてことはなく
どちらか一方がどちらかの言いなりになるということもできず、
長年離れていた分の価値観や暮らし方の違いが顕著にあわられてイライラが溜まっていきます。
だからときどき、母に予告なく電話します。
電話をすると、日頃の鬱憤がどばーっと流れ出します。
親子でも、一緒にいて辛いと思ってもいいと思うんですよね。
何も考えなくても感謝できて楽でいられる親子関係を築けているなら良いのでしょうけど、そうでない親子もいるんです。ちょっと悲しいですが、それが現実です。
私と母もそうです。
母といるとき、とても気を使います。
何も考えずに甘えられたり、笑い合えたりできたらいいんでしょうけど、
残念ながら私と母の間には少し溝があります。
親子なんだから、一番分かり合える関係であらねばなんて思わなくていい。親子だけど、居心地悪くたっていいんです。気を使ってもいいんです。
それでお互いが自分らしくいられるのなら。