AI知識共有会

AI知識共有会は慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)46期生の有志グループです。生成AIをはじめとした最新の技術を活かしビジネス課題の解決を提案できるスキル獲得を目指しています。さらに、大学内外と継続的に連携し、社会に還元できるアイデアの創出を目標としています。

AI知識共有会

AI知識共有会は慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)46期生の有志グループです。生成AIをはじめとした最新の技術を活かしビジネス課題の解決を提案できるスキル獲得を目指しています。さらに、大学内外と継続的に連携し、社会に還元できるアイデアの創出を目標としています。

最近の記事

ロボタクシー、Waymo体験日記

機会があり、Silicon Valleyに3日間滞在した8月上旬。サンフランシスコ市街でサービス提供されているWaymoが数週間前にアプリケーションをリリースし、アカウントのWaiting Listに待たなくても利用できるようになった。半日お時間を頂き、サンフランシスコでWaymoに乗って感じた新技術の社会実装の現場の空気感をお伝えする。 乗車体験実は日本の携帯番号でのアクティベーションが滞在最終日の朝のアップデートまでできず今回は見送りかなぁと思っていた。ちょうど滞在最終

    • 論文・ケースとnotebookLM

       論文をたくさん読んだり、たくさんの記事から情報を得たり、そういう作業は学生だけでなく、社会人でもある。情報が多ければ多いほど、自分が気になったところに過度に注目してしまったり、重要な部分を見逃したりということもある。GoogleのNotebookLMは自分の指定した情報から情報をまとめてくれるサービスで、こうしたまとめ作業に別側面を与えてくれる。  今回は生成AIに関するコンサルタントが公開しているレポートから情報をまとめてもらうデモをつうじて、NotebookLMの使い方

      • Copilotとレポート、要約、計算、プレゼン

         Copilot proはMicrosoftが提供している生成AIサービス Copilotを個人が利用できる有料版サービスでOffice ツールの中に組み込まれて使える仕様であるが、大前提が「サブスクリプション型のMicrosoft 365」であることに注意が必要である。購入型のライセンスをお持ちの場合は、サブスクへの切り替えが必要なので、その点、大学生はお財布事情を勘案しながらになりがちなのは否めない。  今回はWordに搭載されたCopilotでレポートの下書きをさせるな

        • Claude 3.5 Sonnetと統計・機械学習(R/Python)

          生成AIとコード作成、特にPythonは相性がいいと言われ続けて久しい。私も過去、ビジネス統計ではCopilotを使ってRstadio上で動くRのスクリプトを書いてもらったり、結果から見るべき注意点をアドバイスをもらったりした。 そんな中で出てきたのがClaude 3.5 Sonnet(有料アカウントで使用可能)である。 今回は、Claude3.5 Sonnetを用いて、Rstadioで重回帰分析を行うスクリプトの作成、エクセルデータの編集をGoogle Colab上で動くP

          大学院生活で使う生成AIのいろいろ

          第2回AI知識共有会(7/5(金)実施:KBSLife参照)に向けた有志二人での裏話を公開。それぞれのサービスは専門的に書かれたブログ、記事は多数あるけれど、大学院生の授業で使えそう、使ったをご紹介。詳細の使い方については後ほど公開する。 AI知識共有会の準備でやったデモ企画のお試し第2回AI知識共有会でのデモ用に検討した生成AIサービスは次のとおり。 実はLINEで動画を流してみて一番好評だったのが、CopilotのWordで研究計画書のドラフトを書いてもらうものだった。

          大学院生活で使う生成AIのいろいろ

          AI知識共有会1回目の開催概要

           こんにちは、フです。  2024年2月29日(木)と3月5日(火)に、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館にて、田淵さんとM46期の学生有志による「AI知識共有会」の1回目を開催しました。本勉強会は、「ChatGPT」を始めとする生成AI技術がビジネス界に大きな変革をもたらしていることを受け、企画しました。  本記事は、今回で議論した内容のまとめです。今後のイベントに参加希望の方にも最初の企画内容がわかるようにしています。 開催概要2024年冬、慶應ビジネススクールでは3学

          AI知識共有会1回目の開催概要

          はじめに:AI知識共有会とは?

          ビジネスの現場で活躍を目指すKBS生のために  最近、生成AIのビジネスでの浸透がかなり進んできています。2023年当初あたりからChatGPT3.5あたりから、AIがこれまで超えられなかった壁を越え、人間が驚くほどのナチュラルな応答をするほど、技術は進んできました。  また、2023年MicrosoftがCopilotをOfficeへの導入を発表し、多くの日本企業では導入が進んでいます。しかし、実際現場で生成AIを使いこなしている現場はどのくらいあるでしょうか。AIの力を

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