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ペコの気胸体験記②

story(2nd)

H23,8 自宅安静を繰り返す日々

それから自宅安静の日々を過ごし、
一週間後くらいにまた病院へ行って、レントゲンを撮った
結果、左肺は少しずつ膨らんでおり、
普通に生活して大丈夫くらいまで回復した
すぐさま仕事復帰し、しばらくはバス通勤した
ずっと自転車を会社に置いたままにしていたので、
2週間ぶりに自転車に乗って会社から家に帰るのだが、
それがまずかったようだ!
家に帰り着く頃には、また息苦しくなっていた・・・

(うぅ・・・息できない・・・痛いよう。死にそう。)
すぐに旦那さんに電話して、車で病院へ連れてってもらうことに
呼吸器科の先生はおらず、総合内科の先生に診てもらう
先生「レントゲンを見ると、また悪化してますね。
どうします?そのまま入院しますか?」
私「・・・ついに入院ですか・・・。」
先生「繰り返してますから、外科的な方法も考えていった方がいいかもですね。」
私「・・・。」
結局、今入院しても安静に寝ているだけの処置だったので、
また自宅安静を選択する
時間が経過するとともに、呼吸も少し落ち着いてきた
そして後日、外科のH先生に診てもらうことになった

4日後外科へ
今回はレントゲンとCT検査
H先生「左肺は少しだけ膨らんでますけど、また繰り返すでしょうね。
CTを撮った結果、左肺の先端部分にブラと呼ばれる肺胞の薄い袋が出来ています。
これが破裂して、ここから空気が漏れてますね。
これは切らない限り、無くなることはありません。
右にも小さなブラがありますが、こちらはまだ悪さをしてませんので、気にしなくていいでしょう。」
私「・・・手術して、治るんですか?」
H先生「この気胸という病気は、まだ詳しい原因が解明されてなくて、
どうしてなるのかも分からないので、完全に治す方法がないんですよ・・・。
ブラがどうやって出来るかも、まだ分かってないんです。」
私「・・・そうですか。」
H先生「手術は急がなくても大丈夫ですよ。ご家族の方と相談されて決められて下さい。」

手術をしても、治るかどうか分からない
それなら手術する意味はあるのか・・・?
しかも、右にもそのブラという物があるの!?
でも現時点では、気胸になった原因がこのブラだと分かっている
悩みに悩んだ末、私は2週間後手術することを決めた

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