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ComfyUIらくらくインストール🌸導入方法、おすすめ環境(Stability Matrix/Pinokio)、モデル管理まで徹底解説💡
どうも皆さん!道で盛大に転んだのに、何事もなかったかのように涼しい顔で立ち去る、心はマグマのように燃えているけど、表面温度は氷点下、 葉加瀬あい(ハカセアイ) です!
今回は、ComfyUIの導入方法と、ローカル環境での利用について、初心者にも分かりやすく解説します!
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ComfyUIって、高性能だけど設定が難しそう…自分のPCで動かせるか不安…と思っていませんか? 環境構築って、どこから手をつけていいか分からなくて、挫折しがちですよね。「もっと簡単にComfyUIを使い始めたい!」と思いませんか?
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実は、Stability MatrixやPinokioといったツールを使うことで、驚くほど簡単にComfyUIを導入できるんです! しかも、ローカル環境で動かすための、PCスペックの注意点や、モデル管理のコツまで、詳しく解説します!
ということで今回お話しする内容はこんな感じです!
① ComfyUIの基礎知識:そもそもComfyUIって何? 他のツールとの違いは?
② ローカル環境でComfyUIを動かすためのPCスペック:皆さんのPCで大丈夫?
③ Stability MatrixとPinokioを使った、簡単インストール方法:初心者でも安心!
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それで、私の メンバーシップ に入門されている方は、いつものように記事内容を 『動画』 で見ることができます!
動画版は、こちらのURLからご覧ください!
(Comming Soon)
それから、Noteのメンバーシップ の入門者さんには 質問対応 なども行っていますので、感想や質問などありましたら、できれば Xのリプライ で教えてください!
XのDM や Noteのコメント でも構いません🙆♀️
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※ 質疑応答の際は 『NoteのID + 質問したいNote記事のURL』 を添えてください。
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それでは、本日もよろしくお願いします!
ComfyUIをローカル環境で使ってみましょう!
今回は、ComfyUI をローカル環境から使う方法について解説します…!
前回はクラウド環境からの利用方法について解説しましたね。
クラウド環境からの利用方法についてはこちらの記事で解説をしていますので、今回の記事は ローカル編 、こちらの記事は クラウド編 としてご覧ください!
https://note.com/ai_hakase/n/n12b1ddf1e372
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ComfyUIとは?
ComfyUIは、まるでレゴブロックのように ノード (部品)を組み合わせて、画像生成のプロセスを自由にデザインできるツールです。
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コードを書く必要がないので、プログラミングが苦手な方でも安心です!
SD1.x、SDXL、Stable Cascade、Flux、Hunyuan Videoなど、様々な画像・動画モデルに対応していて、ローカル環境でもサクサク動きます。
LoRA(学習済みモデル)やControlNet(構図制御)などの機能も充実しています…!
アイデア次第で、 無限の可能性 が広がります!
参考: https://tinyurl.com/2jhse85t
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ComfyUIで最新技術を体験!
ComfyUIを使うと、最新の画像生成技術や動画生成技術を、比較的簡単に利用できるようになることがあります。
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ComfyUIのインターフェースは下の画像のようになっています。
最初はとっつきにくいかもしれないですが、実は触ってみると意外と簡単です。
慣れてしまえば、 最新技術 を使って周りに差をつけられるかもしれません!
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ワークフローで簡単設定
ComfyUIは ワークフロー というものをドラッグ&ドロップするだけで、利用している設定や、画像・動画の生成設定などがそのまま読み込まれます。
他の人が使っていないような技術も、比較的簡単に試すことができます!
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Lumina Image 2.0
例えば、画像生成でいうとこちらの記事でご紹介した Lumina Image 2.0 です。
下の動画のように、かなりきれいな画像を皆さんのPC上で作れたりします…!
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Lumina Image 2.0については、こちらの記事で解説しています。
https://note.com/ai_hakase/n/n9e1aa1d7ea09
![](https://assets.st-note.com/img/1739865386-bXcm1nOHeQl9JaYW0pGwAoM4.png?width=1200)
Hunyuan VideoのI2V
あとは、こちらの記事で解説している、画像から動画を生成する Hunyuan Video のI2Vという技術もあります。
記事を見ながらモデルのインストールやワークフローのドラッグ&ドロップなどを行うと、比較的簡単に一枚の画像から動画が作れるようになります…!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/175226159/picture_pc_e9104c345e2c49a4443ae77a60669dbc.gif?width=1200)
Hunyuan VideoのI2Vについては、こちらの記事で解説しています。
https://note.com/ai_hakase/n/n42e31ee1ef93
![](https://assets.st-note.com/img/1739865391-GailrEctUPV2JbYMeQgODfyK.png?width=1200)
基本的な使い方を学ぶ
それでも、やはり基本的な使い方については少し覚えておいた方がいいこともあります。
基本的な使い方については、こちらの記事と動画で簡単な使い方などを解説していますので、よかったら見てみてください。
https://note.com/ai_hakase/n/n5486e3a98997?magazine_key=m574f2e03ca50&from=membership-magazine
![](https://assets.st-note.com/img/1739865393-yh6vPsQerLlb2DNI0VZOFd43.png?width=1200)
ComfyUIの環境構築!クラウドとローカル、どちらを選ぶ?
ちょっとComfyUIの素晴らしさについて書きすぎてしまいました⋯。ここからは、まず クラウド環境 と ローカル環境 のどちらを使うべきかについて説明していきたいと思います!
システム要件をチェック!
以下の条件を満たしているPCをお持ちの方は、 ローカル環境 での利用がおすすめです!
OS: Windows 10以降、macOS 10.15以降、Linuxのいずれか
GPU: NVIDIA製のグラフィックボードで 4GB以上のVRAM が必要です。RTX 3060以上がベストです!(`--lowvram`オプションを使えば少ないVRAMでも動作しますが、少し遅くなってしまいます)
CPU: GPUがおすすめですが、CPUだけでも動作します。(ただし、かなり遅いです⋯)
メモリ: 8GB以上 必要です。
ストレージ: SSDで 40GB以上 の空き容量が必要です。
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確認方法は、 「Ctrl」+「Shift」+「ESC」 を同時に押してタスクマネージャーを開き、「GPU」というところを選択すれば確認できます!
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あった方が良いものについて
PythonとGitに関しては、後ほど解説するPinocchioやStability Matrixといったオールインワンインストールツールを使用する場合は自動でインストールされるので、特に気にしなくても大丈夫だと思います!
Python: 基本的には入っていなくても大丈夫です!でも、一部の機能では必要になることもあります。
Git: プラグインのインストールに必要になることがあります。
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VRAMの容量が重要!
特に重要なのが VRAM (グラフィックボードのメモリ)の容量なんです!
Fluxなどの最新の画像生成や、簡単な動画生成(Hunyan Videoなど)をスムーズに使いたい方は、 VRAM 16GB以上 、 メモリ32GB以上 あると安心して使えます!
もっと本格的に動画生成やアップスケールまで活用したい!という方は、 VRAM 24GB 搭載のPCが必要になってきます。これだけのスペックのPCをお持ちでない場合は、クラウド環境の方が良いかもしれません。
ちなみに、VRAM 16GB搭載のPCだと、だいたい30万円くらいからになってしまうんですよね⋯。でも、PCって長く使えるものですし、動画編集はもちろん、最近話題のローカルLLMとか、ローカル環境でしか動作しないAIサービスも使えるようになるので、予算に余裕がある方はPCを購入するのも良いと思います!
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ローカル環境のメリット!
ちなみにローカル環境で動作させると、シンボリックリンクというPinochioとかStability Matrixとかの機能で、このようにショートカットマークがあるところについてはComfyUIとかStable Diffusionとかでモデルを共有できて、無駄な容量を消費しないので、モデルの管理などもすごく楽ちんです!
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ただ、どんなPCを選べばいいのかとかってよくわからないですよね。そんな方のために、PCの選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください!
https://note.com/ai_hakase/n/n8a5ec80c722f?magazine_key=m574f2e03ca50&from=membership-magazine
![](https://assets.st-note.com/img/1739865406-V3kScXanxZI5RwP2HyTU4u1F.png?width=1200)
他にも環境構築方法やクラウド環境の使い方、PCの選び方、画像生成AIの使い方など、初心者向けの記事をこちらのマガジンにまとめていますので、ぜひ見てみてください!
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ローカル環境へのインストール方法
はい!ということで、ローカル環境とクラウド環境、どちらがいいのかが分かったところで、次は具体的にローカル環境でComfyUIを動作させる方法を解説していきます!
ComfyUIをローカル環境にインストールする方法は大きく3つあります!それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法を選んでください!
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1. コマンドラインでインストール
こちらは開発者さん向けの方法です!
1. まず、PyTorchというAIの計算に必要なものをインストールします。
2. GitでComfyUIのプログラムをダウンロードします。
3. 必要なパッケージをインストールします。
4. 起動してブラウザでアクセス!
正直、この方法は少し難しいかもしれません⋯。開発者さんじゃない限り、他の方法をおすすめします!
2. パッケージでインストール
こちらはWindowsユーザーさんに人気の方法です!
1. ComfyUIの公式サイトからWindows用パッケージをダウンロードします。
2. ダウンロードしたファイルを解凍します。
3. AIモデルを`models/checkpoints`フォルダに入れます。
4. `run_nvidia_gpu.bat`か`run_cpu.bat`を実行するだけ!
海外のユーザーさんに人気の方法なので、エラーが出た時の解決方法も見つけやすいです!
でも、手軽にComfyUIを使い始めたいけれど、コマンド操作には慣れていない…という方もいらっしゃるかもしれません。
3. Stability MatrixとPinokioを使う方法
そこで、特におすすめしたいのが、より簡単にComfyUIをインストール・管理できる便利なオールインワンツール「Stability Matrix」と「Pinokio」を利用する方法です!
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Stability MatrixとPinokio - 便利なオールインワンツールのご紹介
次は、ComfyUIなどのAIツールを簡単にインストール・管理できる、とっても便利なツール「Stability Matrix」と「Pinokio」について詳しく解説していきます!それぞれの特徴や違いをしっかり理解して、ご自身に合ったツールを選んでみましょう!
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