インターフェースとは?|初心者向け解説
AI研究部のベスです。
ITに詳しくない方からすると、分からない単語をググったら、その説明がまた分からない言葉の羅列で、またひとつひとつ調べて…なんてことはしばしばある話ではないでしょうか。
今回はAI以前の話ですが、生成AIを理解しようとするとまずつまずく「インターフェース」についてわかりやすく説明していきます。
インターフェースとは
調べてみると
「インターフェースとは、異なるシステム、機器、ソフトウェア、またはユーザーとシステム間の相互作用を可能にするための接点や境界です。」
と出てきます。
・・・分かりづらいのでもっと簡潔に言うと
システム ⇔ システム ←この「⇔」の事を指します。
インターフェースは、ハードウェアとソフトウェア、ソフトウェアとソフトウェア、人とコンピューター間にあります。
まだよくわからないので、例え話をChatGPTにつくってもらいました。
▼分かりやすいです▼
例え話:レストランでの注文
あなたがレストランに行って食事を注文するとき、メニューを見て、ウェイターに何を食べたいか伝えますよね。
この場合、メニューが「インターフェース」の役割を果たしています。
メニューがなければ、厨房にある料理や食材をすべて把握するのは難しく、何を注文できるのかわかりません。
また、ウェイターはお客さんの注文を厨房に伝える役割も担っているため、ウェイター自身も一種の「インターフェース」と言えます。
この例で言うところの
「お客さん」はユーザー、
「厨房」はコンピューターの内部処理やデータを扱うシステム、
「ウェイター」や「メニュー」はユーザーとシステム間のインターフェースに該当します。
ユーザーはメニューを通じて、またウェイターを介して、自分が何をしたい(どんな処理をさせたい)かをシステム(厨房)に伝えることができます。
\なるほどこういうことか/
ITにおけるインターフェースの例
そして、インターフェースの中でもよく聞くものを挙げてみます。
グラフィカルユーザーインターフェース(GUI):
・スマートフォンのホーム画面
・ウェブブラウザ
・ATM
スマホのアイコンやスワイプ操作などがGUIの典型的な要素です。
また、ウェブページのリンクやボタンもGUIの一部で、
銀行のATM画面では、お金を引き出したり、残高を確認したりするためのボタンの指示に従うことで、具体的な操作を行うことができます。
プログラミングインターフェース(API):
APIはプログラム同士が通信するために使われますが、日常生活で直接触れることは少ないものの、私たちの使っているサービスの背後で活躍しています。
・SNSのフィード
・天気予報アプリ
・旅行予約サイト
FacebookやX(旧Twitter)などのSNSは、ユーザーのフィード(投稿)を更新するためにAPIを使っています。ユーザーがフィードをスクロールすると、最新の投稿や情報がでますね。あれをAPIを通じて取得しています。
天気アプリは、背後で気象情報のAPIを使用して、最新の天気データを取得し表示しています。アプリ自体はGUIを提供しますが、そのデータはAPIを通じて取得されています。
ホテルなどの予約サイトも同じです。ユーザーはGUIを通じて予約を行いますが、実際のデータはAPIを介してやり取りされています。
ChatGPTやAzureOpenAIもAPIの一形態です。
・・・というようにインターフェースは、複雑なシステムや技術をより使いやすく、アクセスしやすくするための重要な役割を担っています。
おまけ
アシスタントAPI
AI関連を調べているとよく出てくると思うので、ついでに解説します。
アシスタントAPIは、APIがコンピューターやアプリが他のプログラムやサービスと「話すための方法」のことです。
アシスタントAPIは特に、人とコンピューターが自然言語でコミュニケーションを取るための特別なAPIを指します。
人間が日常で使う言葉を使って、簡単にコンピューターと話ができるようにするためのものです。
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つづく