2025年のトレンド?AIエージェントとは #63 講師：千葉貴史 氏
【AI Dreamers Production】とは？
AIがもたらす可能性は無限大です。
ADPは「AIで、面白きことも無き世を面白く」をビジョンに掲げ、AIを活用して夢を実現するためのコミュニティです。
2023年2月の設立以来、AI×ビジネスをテーマに80回以上のセミナーを開催し、延べ8500人以上(2025年1月現在)の参加者を集めてきました。
AIインフルエンサー、AIプロダクト開発者、ビジネス実践者など、第一線で活躍する講師陣をお招きし、最新のAI活用事例や知見を共有しています。
活動内容
毎週水曜21:00からのオンラインセミナー(参加無料)
オフラインイベント・ワークショップの開催
AIインフルエンサー・講師派遣
企業・自治体向けAI導入支援
AIプロダクト・サービスの紹介
2024年には米国AI検索エンジン「Genspark」の日本初MeetupイベントをホストするなどAI業界の最前線で活動。これからもAIを活用したビジネス支援や起業・独立支援を通じて、より多くの人々の夢の実現をサポートしていきます。
⏬️セミナーページ
◆運営メンバー(プロモーター)
ころすけ
テレビ局へ入社し、映像コンテンツ企画・営業などの業務を担当。
副業として始めたADPでのAI事業を推進するために2024年9月に退社→独立。
AIセミナー・イベント運営の経験多数。「夢を叶えるためのAI活用」というADPのテーマをモットーにAIノウハウや可能性を広めていきます。
【𝕏（旧Twitter）】https://x.com/korosuke_tv
ウエツ
8社で仕事をする複業CEO。
大手機械メーカーで12年間のサラリーマン経験を積み、その後の転職失敗を経て2020年より複業CEOとして活動を開始。
企業のNo.3を代行する事業を展開し経営者の未来創造をサポートする伴走型支援を提供している。
「夢の実現を加速させる」人を増やすためにADPにて日々挑戦中。
【𝕏（旧Twitter）】https://twitter.com/threetno3
#63 スピーカー ：千葉 貴史 さん
Edge Works株式会社代表
AIをマネジメントする人
人材営業→CS-SaaS営業,事業責任者,生成AI-SaaS PdM,Bizdev
→ セールステックSaaS_コンサルタント+法人設立｜ENTJ
ウェビナー・オンラインカンファレンス,生成AI,BtoBマーケ,AIチャット導入支援
Edge Works株式会社（2025年1月設立）：https://edge-works.ai
note：https://note.com/tkc_0205/n/n7351b2fc6dd7
mixi2：https://mixi.social/@tkc_0205
AIto｜CS向けマルチチャネルAIエージェント(23'02〜24'11)：https://mediatalkgai.studio.site/aito
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セミナー内容
１．自己紹介
みなさん、こんにちは。
千葉と申します。
私は2023年2月からAIに関わり始め、前職ではITベンチャーでカスタマーサポート向けの生成AI自動化サービスを手掛けてきました。
4つのサービスを立ち上げ、主にチャットボット、ボイスボット、メールボットなどの開発に携わってきました。
現在は、セールステックと呼ばれる営業効率化サービスの会社で働きながら、本日法人登記を済ませたばかりのワーク社を運営しています。
AIへの興味は尽きることがなく、特にChatGPTを頻繁に活用しています。
最近では、Google GeminiのDeep Researchなども積極的に取り入れながら、AIの可能性を追求しています。
今日は、前職でもプロダクトとして手掛けたAIエージェントについて、その種類や可能性について皆さんと一緒に考えていけたらと思います。
２．活用しているAIツール
現在、私が最も活用しているのは、リサーチ系のAIツールです。
中でも、Genspark、Felo、GeminiのDeep Researchは業務でも私生活でも欠かせないツールとなっています。
特に仕事では、クライアント企業のターゲット属性分析や競合分析において、これらのツールを組み合わせて活用しています。
例えば、クライアントとのミーティング前に、GenSparkで必要な情報を収集し、ファクトチェック機能で内容を確認します。
その後、ChatGPT-4を使って情報を整理し、プレゼンテーション資料を作成するという流れです。
以前は複数のAIツールに月額8万円ほど支払っていましたが、現在は5万円程度に抑えられています。
これは、Feloなどの統合的な機能を持つツールが登場したことで、複数のツールへの課金が不要になったためです。
３．AIエージェントとは
AIエージェントには、大きく分けて2つのタイプが存在します。
1つ目は「自立型AIエージェント」で、これは与えられたタスクに対して自分で考えて行動するタイプです。
2つ目は「ワークフロー型AIエージェント」で、これが現在のAIエージェントツールの99.9%を占めています。
このワークフロー型は、パーツを線で結んで業務の流れを作り、決められた範囲内で作業を行うものです。
AIエージェントの定義について説明すると、まずAIは「人の代わりにコンピューターが何かをしてくれるもの」です。
これは実はExcelの関数まで含む、非常に広い概念となります。
そして「エージェント」は代理人を意味し、他人や組織の代理として行動する存在です。
つまりAIエージェントとは、人の代わりにコンピューターが代理で業務を行うシステムということになります。
４．AIエージェントといえる既存のツールとは
システム生成系のAIツールとしては、Github CopilotやV0といったプログラミングの補助ツールが有名です。
特にV0は、開発者に貸与されたシステムを使って様々なタスクを実行できる点が特徴的です。
また、カスタマーサポート分野では、Intercomやzendesk等の海外企業が、チャットボットをAIエージェントと呼んでいました。
さらに、2023年春頃にはBabyAGIやAutoGPTといった自立型AIエージェントが話題になりました。
これらは、エンジニアがローカル環境で動かせるソフトウェアとして公開され、大きな注目を集めました。
ただし、セキュリティ上の懸念から、一般のビジネス利用には至らずに終わったケースも多かったようです。
５．AIエージェントで働き方はどう変わる？
個人の生活面では、AlexaやSiriといった音声AIシステムや、ルンバのような家電とAIの組み合わせがさらに進化すると考えられます。
例えば、掃除ロボットが床の材質を判断して最適な掃除方法を選択したり、音声AIが買い物の比較検討から決済まで行ったりする時代が来るでしょう。
仕事面では、特にフリーランスや個人事業主にとってAIエージェントは強力な味方となります。
月額数千円程度で人件費や外注費を大幅に削減できるため、ソロプレナー（一人企業）の増加を後押しすることになるでしょう。
法人においては、「AI社員」という考え方が広まると予想しています。
既に一部の企業では、AIクローンを雇用し、その労働に応じて給与を支払うという試みも始まっています。
また、ヒューマノイドロボットの家庭用モデルが300万円程度で購入できるようになれば、それらを実際の業務に活用する企業も増えていくでしょう。
６．今年AIエージェント以外のトレンドになるものは？
まず、ワークフロー系のツールがより一層普及すると予想しています。
特に、Zapierのような異なるサービスを連携させる自動化ツールは、日本ではまだ浸透していませんが、今後急速に広がっていくでしょう。
また、ヒューマノイドロボットの分野も大きく発展すると考えられます。
数多くの企業が研究開発に投資を行っており、確実にトレンドとなるでしょう。
さらに、AIを搭載したデバイスの進化も期待できます。
眼鏡型、イヤホン型、指輪型など、様々な形態のスマートデバイスとAIの組み合わせが新しい価値を生み出すと考えられます。
７．あなたの夢はなんですか？
私には2人の子供がいて、上が5歳、下が0歳です。
AIが超進化して働かなくても良い世界が来た時、子供たちが楽しく生きられる職業は何だろうと考えています。
その答えの一つが「アーティスト」ではないかと思っています。
なぜなら、人間にしかできない表現や、その人固有の世界観を持った創作活動は、AIが進化しても価値を失わないと考えるからです。
例えば、好きなアーティストのライブに行く価値は、録音された音源を聞くのとは全く異なります。
また、アート作品も、なぜその人が書いたのか、その人が書いているからこそ価値があるのです。
個人の独自性や創造性が、AI時代には特に重要になってくると考えています。
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★このセミナーを動画で見たい方
冒頭部分はYouTubeでご覧になれます。
また、この動画を含め、過去のADPセミナーは月額制の有料コミュニティのみで原則視聴できます。
下記のLPからADPの想いに共感した方はぜひ、入会してみてください。
【YouTube】
https://www.youtube.com/@ai.futurestudy
【コミュニティ】
https://saipon.jp/h/ADP_community/
AIを活用して創る未来
今回のセミナーでは、千葉さんからAIエージェントの基本的な概念から、実際の活用事例、そして将来の展望まで、幅広い内容をお話しいただきました。
特に印象的だったのは、AIエージェントを「自立型」と「ワークフロー型」に分類し、その違いを明確に説明していただいた点です。
また、個人や法人でのAI活用について、具体的な事例を交えながら分かりやすく解説いただき、参加者の皆様にとって大変有意義な時間となりました。
AIエージェントは、2025年に向けてさらなる進化を遂げることが予想されます。
今回のセミナーで得られた知見を、ぜひ皆様の業務や生活に活かしていただければと思います。
AI Dreamers Productionでは、今後もビジネスとAIの融合に関するテーマを取り上げ、皆様のビジネスに役立つ情報をお届けしてまいりますので、引き続きご参加をお待ちしています。
次回のAI Dreamers Productionセミナー
AI Dreamers Production は毎週水曜日の21:00〜22:00開催してます。
ご参加いただいた方々でAIについていろいろと語りたいと思いますので、是非ご参加ください。
次回は
日時：2025年1月29日（水）21:00～22:00
<AI Dreamers Production> #64
【参加無料】
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ビジネス映像メディア「PIVOT」におけるAI活用事例とは
講師：蜂須賀大貴氏
URL：https://adp-64.peatix.com
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