【AI動画の作り方】ジブリアニメを"実写風"にAIで作る方法とは?マネタイズ方法もご紹介
AI情報発信をしているAI FREAKです。
最近では、AI動画の勢いが凄まじい事をご存知でしょうか。
皆さんの中でも、TikTokやInstagramでこのような動画を見た事がある方も多いのではないでしょうか?
こちらはAIを用いて生成した動画です。
上記は"魔女の宅急便風"の動画ですが、"千と千尋"や"もののけ姫"など、AIを使えばジブリをそれっぽく実写化することができます。
「作り方を知りたい」という声を多くいただくので今回のnoteでは、上記のような『ジブリ実写風動画を作る流れ』を簡単にご紹介します。
「このような動画を作るのは難しそう...」と断念してしまった方もいるかと思いますが、使い方さえわかれば誰でも作ることができます。
動画を作る流れについて
まずはおおまかに流れをご紹介します。
流れとしてはこれだけです。
最初から動画を生成する方法もあるのですが、それだとクオリティが高い動画が作れません。
なので、まずは質が高い画像を生成する必要があります。
では早速1️⃣から順番に見ていきましょう。
1️⃣ 画像生成AIツールで、画像を生成
画像生成AIツールとは、その名の通り画像を作ってくれるAIツールを指します。
画像を見た方が早いと思うので、試しに以下はappleという単語で指示を出したものです。
言われなければ本物のりんごの写真と勘違いする程のクオリティです。
試しにBlueという単語を追加すると
現実世界ではあり得ないような、みずみずしい青いりんごを生成してくれました。このように英語で指示を出すことで、画像を生成してくれるAIツールを指します。
英語の指示だし(以下プロンプト)を工夫することによって、狙った画像を生成することができます。
おすすめの画像生成AIについて
しかし、既に世の中には沢山の画像生成AIツールがあるので
と迷う方も多いかと思います。
私は1年以上何十種類ものAIツールを触ってきていますが、実写風の画像を作るならMidjourneyがおすすめです。ちなみに上記でご紹介している画像も全てMidjourneyで生成しています。
Midjourneyは少額ながら月額料金がかかるので「まずは無料で試したい」という人はLeonardo.aiで試してみるのも良いと思います。
基本的な使い方は似ているので、以下はMidjourneyを例に挙げて進めていきます。
ジブリの実写風画像の作り方
上記の画像は『ghibli』という1つの単語を入れただけで生成されています。
明らかにトトロのような画像が生成されていますが、これは「Midjourneyがジブリの画風や作品を学習している」事が予測されます。
では試しに千と千尋の英語名である『spirited away』を入力してみましょう。
するとこのような画像ができました。映画を見た事がある人ならわかると思いますが、千と千尋の特徴を掴んでいるように思えます。
デフォルトだとアニメ調ですが【Realistic】【no animation style】など、実写化して欲しい旨をプロンプトに追加すると、うまく画像を生成できます。
より具体的なキャラを生成するには、例えばカオナシというキャラクターは、海外では【no face】と呼ばれています。
【リアルに、カオナシ、千と千尋】のように指示だしをする事で、それっぽい画像を作る事ができます。
あとは、風景を設定したり、より詳細を追加する事でこのような画像を生成する事ができます。
私はAIを1年以上触り続けているので、画像生成にかなり慣れましたが、こういった画像を作るには色々なコツがあります。
クオリティを上げるコツについてはまた後述します。
学習されていないものもある
例えば、上記のような"カオナシ"や"千尋"などのメインキャラクターはおそらく学習されているのですが、サブキャラは学習されていない事も多いです。
例えば千と千尋には釜爺というキャラがいるのですが
No Faceの部分をKamajiに変えてみたところ
釜爺の気配は一切ありません。笑
では、そのようなキャラクターはどのように作るかというと『頑張って自力で寄せていく』という事です。
釜爺の特徴は【スキンヘッド、サングラス、真っ黒の服、手足が多い】など色々ありますが、それらを英語で記述していきます。
厳密にいうとオリジナルのキャラとは違う感じもありますが、例えばカオナシや千と一緒に動画化されれば、一連の流れて「釜爺だ!」と認識される事がほとんどです。
SNS系は、コメントの多さはバズへの必要条件なので、そういったズレは逆に利用することをおすすめします。
2️⃣ 動画生成AIツールで、画像を動画化
上記のように画像が作れたら、あとは画像を動かしていきます。
画像から動画にするAIツールも沢山あるのですが、最近話題のhaiper.aiは現状無料で試せるのでおすすめです。
Startから、アンケートに答えてTOPページに飛んだら、Animate your Imageをクリックしましょう。
あとは動かしたい画像を添付して、必要あればプロンプトを追加するだけです。
何もプロンプトを追加しなくても、動画化可能です。Createを押してできた動画がこちら。
このように画像を自然にアニメーション化させることができます。
動画生成AIは他にも沢山ありますが、それぞれに特徴があるので、私は色々な動画生成AIを組み合わせて使っています。
無料で試したくてクオリティが高いものであれば、上記でOKかと思います。
3️⃣ 上記で作った動画を繋ぎ合わせる
あとは動画を繋ぎ合わせるだけです。
こちらも手法は色々とありますが、私はPremere Proを使っています。ただ、無料の動画編集ツールでも全然OKかと思います。
またもっと簡単に編集したい場合は、TikTokやInstagram自体にも編集機能があるので、そちらを用いることをおすすめします。
画像から動画にアニメーション化することさえできれば、あとは音楽を選択して、動画にしていくだけです。
動画生成AIでマネタイズに成功
ちなみに私は上記の流れで
を約1〜2ヶ月程で達成しました。
画像からアニメーション化させる事自体は、今回のnoteでお伝えしている通りなので、もはや難しくはないのですが
には、AIを触り続けたり、各SNSの特徴などをしっかり理解しないと難しい面があります。
私は1年ほどでAIツールに数十万円程課金してきて、更に毎日画像生成などを繰り返していますが、それらの過程を吹っ飛ばせるようなコツをTipsにまとめてます。
有料記事ではありますが、無料部分に「どのようにマネタイズしたのか?」など特別に公開しているので、ぜひそちらだけでもチェックしてモチベーションを上げてみてください。
とお困りの方は、よければチェックしてみてください。
ちなみに繰り返しになりますが、アニメやゲームの実写化はあまり推奨できるものではありません。
個人的には例えば『Ghibli』などの固有名詞を使わずに、作るようにしています。また、そういった既存の作品に頼らないような、オリジナルのAI動画も生成しています。
そういったオリジナルコンテンツを作るコツや、動画のスタイルを統一するコツなども詳しくご紹介していますので、ぜひ。
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最新情報はTwitterで更新しているので、そちらもぜひ。
それではまた。