あけおめスタンプは宣伝なしでどれくらい売れるのか
あけおめ
あけましておめでとうございます。AI猫です。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、今年初めての記事でこのタイトルはちょっとアレかと自分でも思いますが、前回の記事で、あけおめスタンプを「でも売れやすい」と書いてしまった以上、その答え合わせ編は必要じゃないかなぁと思ってこんな記事を書いてしまいました。
また、前回の記事であけおめ特集スタンプを送りあうイベントなどが組まれることを書きましたが、2024年のあけおめスタンプについては通常特集以外のイベントはなかったようです。少なくとも直近3年は毎年やっていたと思うのですが。
スタンプの周知宣伝について
ところで、スタンプが売れるということはどういうことかというと、
・見てもらって
・(気に入って)買ってもらう
というということです。
当たり前ですが、どんないいスタンプを作っても、見てもらえなければ買ってもらえません。逆に、どんなスタンプでも知名度が上がれば刺さる人はいるものと思います。
そのため、この周知はまず大事になってきます。
そして見てもらう方法としては、
1.LINEの機能(ホーム、ショップ、広告欄、LINEスタンプ公式)で見る
2.LINEのトークルームで使われているのを見る
3.LINE以外の媒体で目にする
が主なものになるでしょう。
それぞれについて、スタンプ作者側からできることと言えば、
1.LINEの機能(ホーム、ショップ、広告欄、LINEスタンプ公式)で見る
→ 特集に積極的に参加する
過去に買ってくれた人が買ってくれそうなスタンプをリリースする
2.LINEのトークルームで使われているのを見る
→ 自分で使いまくる、友達などに使ってもらうように頼む
3.LINE以外の媒体で目にする
→ SNSその他で宣伝をする
というようなアクションが考えられます。
無宣伝といえる理由
このうち、AI猫は基本的に3はしていません。こっそり作っています。例外的にこのnoteではいくつか紹介していますが、今回のあけおめスタンプはリンクを張っていないので無視できるでしょう。
また2はしていますが、お正月スタンプとしてリリースした3種のうち、後ほど紹介するBとCについてはしていません。(Aは少ししました)
ところで、AI猫はAIイラストで作成されたスタンプをショップで見ることは多いのですが、皆さん結構スタンプのタイプは異なっています。
おそらく同プロンプトで画像を生成しメッセージをあてはめる人もいれば、一枚一枚別のテーマで生成する人もいますし、イラストはあまり力を入れず文字ネタ特化の人もいます。ただしおおむね、同じタイプのスタンプを作成されている方が多いようです。
その点、AI猫はクッソ飽きやすいので、スタンプのテーマはかなりバラバラです。
何が言いたいかというと、AI猫のスタンプのリピーターはかなり少ないのではないかということです。
気に入って購入したスタンプがあったとして、後日おすすめに「〇〇の新作スタンプが出たよ!」と、全く毛色の違うスタンプが並んだら買おうと思うでしょうか。ほとんどの場合は買わないと思います。
なので、1の宣伝効果もかなり少ないものと思われ、今回の売り上げはほぼあけおめスタンプ特集の効果、と考えることができます。
全選手入場
さて、前置きが長くなりましたが、今回の売り上げを示すスタンプを紹介していきます。
A.【お正月】黒い子ちゃん
一つ目は、黒い子ちゃんです。
なんか黒いことを言いがちなおでこの広い女の子です。
あけおめスタンプ特集、第二弾でリリースしました。
使い勝手は非常に悪い上にかわいいです。
ただでさえほとんどのスタンプが使い勝手が悪いのに、「初火の出」とか2024正月に結果的に使えなくなったものもあります。
B.【お正月】シマエナガ風メッセージスタンプ
二つ目は、シマエナガ風。
こちらの記事でメッセージスタンプ作成方法として紹介したものです。
ちょっと変なのもありますが、割と無難なかわいいスタンプです。
あけおめスタンプ特集でリリースしました。
C.2年使えるあけおめスタンプ 2024辰/2025巳
三つ目、辰と巳の被り物をして、お正月の挨拶をするいろんな動物のスタンプです。
あけおめスタンプ特集を利用していません
当たり前のことですが、特集に載せなくて良いのであれば、通常スタンプとして発売することが可能です。
・特集開始前に販売できる
・120円で販売できる(特集スタンプとなると250円から)
といったメリットがあります
さて、売り上げ
これ以上だらだら書いても仕方ないので、おそらく読んでる方が一番気になるところを書いていきましょう。販売開始から、約一か月での売り上げです。
はい。こんな感じです。
販売数が推定となっているのは、購入方法によって金額が変わることと、クリエイターズマーケットの売り上げ・統計情報では販売数が正常に表示されないためです。
同様に、送信個数についてもグラフは存在するのに全く表示されません。沢山売れたら表示されるのかもしれません。
自分で買った分がそれぞれ1つ、つまり黒い子ちゃんの販売数は1つのみです。買ってくれた人ありがとう。大事に使ってくれぇ。
さて、無宣伝シマエナガがおよそ2000円くらいの売り上げですが、これを高いとみるか安いとみるかは置いておいて……これはAI猫の作った75個程度のスタンプのなかで、金額でも個数でも圧倒的に売れたものとなります。
二位の2023年あけおめスタンプにダブルスコアついています。お正月スタンプを除くとトリプルスコアつけています。
まとめ
・スタンダードなあけおめスタンプは無宣伝でも結構売れる
・単発だとdalle・E3代には届かない
おつかれー