「僕たちは子供だから何もできない」はない
ロシアによるウクライナへの侵攻のニュースが連日取り上げられている中で、子供たちも感じることが多いよう。ある日、お風呂に入っていると、息子が「ウクライナの子どもたちは大丈夫かな。何かできることはないかな。」と急に話始めました。「もう誰も死んでほしくないんだよ」と強く語る息子。でも一方で「僕たちは子供だから何もできないよ。何ができるのかもわからないし。何もできないでしょ・・・」と落ち込んでいました。
「それは違うんじゃない?きみにも絶対できることがあるよ。考えようよ。」4歳の長女はまだあまり理解できていないようでしたが、長男の真似をして一生懸命アイディアを出してくれました。
「お手紙は書ける?送れる?」
「お金は必要だよね。送れるの?でも僕はいっぱい持っていないよ。」
「(ウクライナの人たちは)どんな感じなんだろう。」
確かに小さな子供たちができることは限られています。そして私たち大人でもできることは限られています。でも、こうして話し合って何か行動に起こすことが大切なのでは、と思いお風呂で一生懸命お話しました。「保育園の先生にも聞いてみたらいいんじゃない?」と私が言うと、「聞いてみる!」と意欲満々。
でも次の日、「保育園の先生は”自分で考えようね”って。一緒に考えなかったよ。」と落胆して帰ってきました。「先生方も忙しいからなぁ。難しかったよなぁ。」と思いながら、「じゃあ、昨日一緒に考えたこと、やろうよ!」とふたりとともに実行に移しました。
★お手伝いして貯めたお金から寄付をする(→”武器は購入しない”というウクライナ大使館へ寄付を実施)
★#SunflowerFromJapanプロジェクトに参加(ひまわりを2人で書いてInstagramに投稿)
★ロシアのウクライナへの侵攻に関してどうしてこうなったのかを地図を見ながら考えて学ぶ
★ウクライナの人たちが笑顔でまた暮らせるようにお祈りする
今回、息子の言葉に突き動かされて小さな小さなことですが実行に移すことができました。「子どもだから何もできない」ではなく、「子どもだからこそできることがある」と信じて話し合い、実行していくことが大切だと子供たちも学んだようです。そして、ここで終わりにするのではなく、これからも継続して何ができるのかを子どもたちと考え続けて実行に移したい、そう強く思いました。
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