人生100年時代は来ない。確かに…
まあ、そうなりますよね…。さすがに100歳は僕のモチベーション的にもキビシイ。
でも、鈍化したとは言え「100歳まで生きる確率は女性が13.9%、男性は4.5%」との推計データは、それはそれで驚異的な数字です。
確か「人生100年時代」という言葉は、2017年にリンダ•グラットン氏が「日本では2007年生まれの子どもの半数が107歳よりも長く生きる」という推計を紹介したことに端を発していたはず…
今17歳の高校生は、あと90年生きられます。
とはいえ、1兆円にも満たなかった戦後の日本の社会保障費は、この試算通りならその頃には優に100兆円を超える見込みとなってしまいます。
はぁ、まだまだ働かないといけませんねぇ…
でも「人生100年時代」を実現するには人間のOSに埋め込まれたプログラムを改造しないと「人生80年」の壁を越えるのは難しい気がします。
だって、細胞分裂の回数には限界があって60回も分裂を繰り返したら限界を迎えてしまうんです。もちろん人間は多い方で、マウスは15回ほどで限界を迎えてしまう。
「命の回数券」というやつです。
どうやら回数は違えど、僕たち生物には生まれてから死ぬまでの時間はあらかじめプログラムされていたようです。たぶんAIの進化がこの問題を解決してくれる時がくるような気もしますが。
もしも、一度だけ僕のプログラムを書き換えられるのなら…
たぶん、細胞分裂回数は伸ばさないかな。
それよりも平均的な幸せが享受できる程度の生き方ができればいいな…って結構贅沢なお願いだったりします。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。