うどんを食べたいんですが値上げが激しすぎて。まずは小麦を日本で作りましょうか
最近うどんチェーンの値上げが激しすぎますよね。
全然庶民の味じゃ無くなってしまいました。そもそもうどんって「小麦粉」「塩」「水」だけで出来ているので、きっと小麦粉価格が犯人ですよね。
実は小麦粉の昨年の価格水準は2000年比で3.8倍にもなっているんです。はい、ちょうどはなまるうどんが出来た頃で一杯105円の時代です。
※価格はアメリカのハード種の輸出価格です。
うーん、うどん屋さんも頑張っているんですねえ。
ところで、小麦って85%が輸入でそのうちの半分以上がアメリカからとなっています。
でも、なんでアメリカから小麦粉を輸入しないといけないんですかね。そもそもアメリカの小麦は農薬も防カビ剤もたっぷり振りかけられて日本に運ばれてくるので、今や日本人はグリホサート(農薬)を世界で最も多く摂取しているのです涙、、、もちろん健康第一の欧州では禁止されています。
あっ、グリホサートって最近ビッグモーター事件で有名になった「ラウンドアップ」のことです。街路樹なんか簡単に枯らしてしまいます恐、、、
1960年代は米の消費量は小麦の3倍くらいあったのですが、今は年間で小麦31.7kg、米50.7kgとなっており米の消費量が半分以下になってしまいました。
そして、日本の食糧自給率は79%(1960年)から38%(2021年)に、、、
よく「日本の高温多湿の気候は強力小麦の栽培には適さない」って話を聞きますが、本当なのでしょうか?
そうなんです。全国どこでも小麦(強力)は栽培出来るんです。福岡には「ミナミノカオリ」はじめタンパク質豊富な和麦がいっぱいあるのです。
日本は小麦を作りましょう。
まるで日本は減反政策で米を減らして、アメリカの農家に補助金を払っているようなものです。どうにもこの食糧自給率問題には裏がありすぎて底辺サラリーマンには理解不能です(笑)、、、
と言いつつ、
ようやく3年ぶりに小麦粉の価格が引き下げられました。
うどん屋さん期待していますよ。もう一度庶民の味をお願いします。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。