月15万円のベーシックインカムで人生はどう変わる？もし自由を手に入れたら…
研究チームは、定期的な支払いが住宅、交通、食料品などの基本的なものを支払うのに役立つ一方で、必ずしも社会的地位の上昇移動の向上にはつながらず、研究結果としてはベーシックインカムが仕事の代替にはなり得ないと結論付けました。
…ってニュースがあったのですが、タダでお金を貰ったりしたら、みんな働かなりますよね。間違いなく僕は働きません。
サム・アルトマンさんも資金提供する研究所「OpenResearech」は2020年11月から2023年10月にかけて（の3年間）、米国のテキサス州とイリノイ州に住む21歳～40歳までの最貧困層の成人1,000人に月額1,000ドル（約15万円）を無条件で給付するという実験を行いました。
結果としては、毎月1,000ドルを給付された被験者は(そうでない被験者に比べて)310ドル(約4万円)多く消費するようになりました。中でも支出が増加したのは、食費が67ドル(8700円)、交通費が50ドル(6500円)、家賃が52ドル(6800円)といったところで、生活水準の向上には役立ったようですが…
一方で、雇用の質や人的資本への投資に関して有意な効果は観察されなかったとのことです。
幾つものメディアのニュースを見ると、大半が「無条件でお金を貰ったりしたら、みんな働かなくなるだけだ」という主張を半ば裏付けてしまったくらいの勢いで報道されています。
果たして、この実験は失敗だったのでしょうか。
ところで、サム・アルトマンさんは以前から「人類を労働から解放すること」を目標に掲げており、AIの進化が近い将来に多くの職業を消失させて行くことを見据えての実験だったのでしょうか。
かつて、ゴールドマン・サックスが発表したレポートでも「AI は３億人のフルタイム雇用に相当する」と報じていましたから近い将来、大規模な雇用消失が現実になる日が来るのだと思います。
そして、AIにより得られた利益の一部をベーシックインカムとして給付することで、働かなくても幸せに過ごせる人類の未来を描いていたのだと思います。
もしあなたなら3年間、自由な期間を手に入れられるとしたら何をしますか。
僕は迷わず旅に出ます。当てもなく北から南に歩き続けたい、そのあとは船に乗って世界中を歩き回って、その記録を残していきたいと思っています。
あっ、僕も働かなるじゃん。絶対働きません。
でも、好きなことをやってたまに欲求を満たせる程度のお金を稼げれば、十分幸せな人生だなって思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。