会社を辞めたいと言う人間を止めてはならない。
さて、いきなりですが想像してみてください。
男であれば彼女を。女であれば彼氏。を想像してみてください。
あなたと恋人は、考え方や、今後見ている方向がズレています。
そんな【違和感】にあなたは前から心にモヤモヤを抱えており、憤りも感じています。
しかしながらお相手と話し合える時間も機会もなければ、なにを言われるか分からないから怖くて話せない。
挙句の果てには口を開けば喧嘩になる。
溝は深まる一方。
ついにあなたは恋人との関係に終止符を打とうと決意します。
「別れたい」そう伝えたところ、あなたの恋人はこう言いました。
「許さない、絶対にやだ。悪いところがあったら治すから。だからお願い、別れたくない」
ものすごい泣きながらこう言います。
「お願い、あと少しでいいから時間をちょうだい。ちゃんと話し合おう」
さて、あなたなら どういう気持ちになりますか?
私? 私なら早く別れたい、面倒くさい。そう思います。
・・・そうなんです、人ってすがられると去りたくなるんです。
これと全く一緒なんです、退職意思がある人を止めるという行為は。
そこそこ大きい会社になると退職を止める管理職の人が多いように感じます。
普段はいっさい気にもかけないのにね。
だから【退職代行サービス】に電話されてしまうんですよ。
(https://kimagureko32.hatenablog.com/entry/2019/11/27/154125)
いったん話を恋人の話に戻しましょう。
じゃあ「別れたい」そう言われたらどうしたら今後の復縁が望めるのか。
認めて受け入れて「いつでも戻ってきていいんだよー」って環境にすることです。
フラれるのって悔しいですよね、ムカつきますよね、寂しいですよね、悲しいですよね、怒鳴りたくもなりますよね。
だけど、そこはグッっとこらえて冷静になりましょう。
「わかった」と、一旦受け入れましょう。
もしやり直したい想いがあるのであれば、更に
「至らない点が多くて、悲しい思いをさせてごめんね。」
と自分の否を (実際は自分に否なんてなくても) 認めましょう。
更にこう言ってみてください。
「気持ちは変わらないから、もし他にいって後悔したら戻ってきなよ♪」
と笑顔で伝えてください。
これで大半のお相手は数か月後に連絡してきます(笑)
これと全く同じことを退職意思のある人に当てはめるのです。
隣の芝生は青く見えているだけなので、戻ってきてくれる可能性が格段に上がります。
決して
「次の決算時に給料上げようと思ったのに・・・」とか
「次のボーナスは上げるから、頑張ってよ」とか
「いやいや、もっと冷静に考えて?ね?」とか
「せめて〇〇月まではやってもらわないと困っちゃうよ」とか
「リーダ層集めて今度飲みいこう!!そこで言いたいこといいなよ!」とか
言わないであげてください。
せめて話をしっかりと聞いてあげてください。
否定をせずに、自分の意見、会社の意見はいっさいなにも言わずに、ただただ「うん、うん」と話を聴いてあげてください。
そこから「君の気持ちは理解した。話してくれてありがとう。解ったよ」と認めてあげてください。
そして最後に留めの言葉!w
「全く気付いてあげられなくて本当に悪かった、申し訳ない。即戦力となってくれてた君が居なくなるのは辛いけど、至らない会社の責任。まぁうちとしてはいつでも大歓迎するから、いつでも戻ってきなよ^^」と。
下手に引き留めて、
・退職代行サービスに電話されてしまう。
・次の日から来なくなり、音信不通になる。
・会社のクチコミにボロクソ書かれる。
なんてことが起きたらそれこそ会社として存続の危機です。
うざい恋人像はすぐに想像でき、自分は気を付けよう。ってなれるのに、誰かの上司になった途端に感情的になって、ウザくなってしまう人がたくさんいます。
結局、心理はプライベートでも会社でも一緒です。
ね?心理って面白いでしょ?
興味があったら心理学研修の無料体験イベントやってるから声かけてね♪ ←宣伝(笑)
終わりよければすべてよし。
見てくれてありがと♡
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