クリスマスはマフラーと共に 開発日誌byタマ
はろーえぶりわん 嗚呼タマです
「クリスマスはマフラーと共に」というフリーゲームを
チームで制作した際の私から見たお話です
前回の記事もよろしく!(宣伝)
チーム結成
昨年末のイベント unity1weekに向けて
unity1weekTeam-Up!!でメンバーを募集してました
※ unity1weekとは1週間でゲームをつくってみんなで遊びあうイベント
※ (略)Team-Up!!とはそんな創作者の架け橋になるようなコミュニティ
私が参加し始めてから通算3回目、相変わらず作りたいジャンルやものはなく、企画持ち込み歓迎の姿勢で受け付けてました
前回のunity1week「1ボタン」で、結構な数のゲームをプレイしており、その中の一つ「ずんだもんタイピング」の感想を直接作者さんに送っていました(ゲームも面白いし、ずんだもんがとっても可愛いからね)
その感想が目に留まり、認知いただけていてたようで、そのアートさんから私のチームメンバー募集へリアクションをいただけました。😃
作りたいジャンルやゲームの方向性などをヒアリングすると
ノベルがとても作りたく、次点にアクションやシューティングを考えている
目標として「世界観を作る」ことに挑戦したいとのこと
ノベルとなると、インプットで楽しむための文字やビジュアルが必要であり、全く得意分野ではないのでシナリオ(ライター)さんはチームに居ないと成立しないジャンルだろうなァ~と感じました
なのでシナリオさんがジョインされたらノベルを作りたいなぁと思いつつ、アートさんと本番に向けて軽くゲームを作ることに
いわゆる習作、練習です
習作、またの名を素振り
習作なので複雑に物事を考えず、クオリティを最重要視せず、最長で3日程度で作業がおわるような、小粒な規模でつくりあげることを肝要に
アクションゲームも作りたいとのことだったので詳しく聞くと、マリオみたいな、いわゆるプラットフォームアクションゲームを想像されているらしい
はやりのChatGPTにミニゲームの案を出してもらいました
採用させてもらった案がこちら
※あんまり規模を大きくしたくなかったので触覚はオミットとなりました
マリオとかアイワナみたいな横スクロールゲームにプラスして、プレイヤーが向いてる方向の一部だけが映る感じの探索&討伐のゲームにしたかった
Unityのパッケージコンテンツになった、タイルマップを使ってマップを組んでからプログラムを書き始めた
なんだけど、雑魚プログラマ過ぎるからか、2Dアクションゲームって考える事や実装することが多くて、めんどくさくなっちゃいました
直前に貼った画像のタイルも私が適当に作ったもので、モチベーションが全く上がらず、自分のグラフィックだと、ぜんぜんワクワクしねぇなぁ~~~と嘆いてました
楽をするために、アセットストアからキャラクター操作プログラムをお借りし、モックアップをパパっと終えて、プレイをしたうえで改めてアートさんと方向性をすり合わせました
作業工数として重たいであろう落ちる床は辞め、敵の実装に注力する
ギミックを凝って作るより、世界観を充足して本番の練習にする
等をとり決め、グラフィックもちょくちょくあげてもらうことでモチベーションを上げさてもらい、開発を進めるのでした
世界観をアクションゲームに足す、となるとシナリオさんが居ると、いい練習になるだろうなァ~と感じたので、個人的に気になっていたシナリオさんに声をかけて、チームへ招待しました
プレイヤーキャラクターのデザインに調整がはいったり、背景設定が考えられたり、ゲームクリア=プレイヤーの目的を決めたりして世界観の成立をすすめるのでした
とはいえ、練習で小粒なモノとしたい前提に加え、アクションゲームで遊びはできていたので、実際のゲームにはノベルはがっつり入ってません
アートやシステムの統一感(辻褄を合わす)のが目的だったりします
最後にとてもカッコいいアイコン用画像をもらって完成!🎉
サウンド(クリエイター)さんの募集にも反応いただき、サウンドさんもチームにジョイン!チームにアート、シナリオ、サウンド、プログラムが勢揃いし、まさに完全体となったのでした
いきなり、完成したゲームがこちら(ドン)
プレイが未だの方はこの先を読む前にプレイしてみてください!
※この先の内容が、遊んだ時の体験の邪魔になっちゃうと思うので!
遊んだ?
遊んだよね?
ゲームジャム本番
ご存知の方はお分かりいただけたと思います
感想コメントでもちらほら。嬉しいですね
本作は不朽の名作「アルジャーノンに花束を」をリスペクトした作品を作りたい!という話から製作がはじまりました
「世界観を作る」というのもチームの目標に据えていたため、ヒロイン(主人公)のキャラクターデザインや状態なども作り上げました。他の方の記事が上がれば詳しくわかるかもしれません(におわせ)
SNSを第三者の視点で見ている、というシチュエーションを想定しているので、その状況を皆さんに体験してもらうために、旧Twitterを彷彿とさせるようなユーザーインターフェースを作成しました
遊んだ際の手触りはいかがでしたか?
ツールに寄り過ぎず、ガチャガチャ触れるゲームっぽくもないものを目指しました
短時間で遊べるものを想定していたこともあり
物量は少なく、めんどくさいコードもありましたが、数日でプログラマとしての実装は落ち着いていました
みんなが制作を進行してゲームを期間内に完成させられるようにヒアリングや、やること管理をちょこちょことお手伝いしたよ
とは言え、しっかり動いていたので手伝わなくても完成してたと思います😎
この製作で特に意識したことがあります。それは、他のメンバーから貰ったアセットをいち早くゲームに組み込み、実際に遊べるようにしたものを、共有することです
どのようにゲームに使われるかを具体的に示すことで、あーしたほうがいい、こーしたほうがいいみたいなアイディアが生まれるといいな
どのようにゲームに使われるかは制作経験やゲームのプレイ体験で、頭の中でもある程度想像できるし、寧ろやるべきなのですが、実際やってみると、あじわいが微妙に違ったり、うまくいかなかったり(むずかしい)
チームメンバーの役割を分担することで各担当作業に注力することで、スケジュールに余裕ができました
挑戦として、一部の演出にキャラクターボイスを盛り込んでみました
相談&即納というやばいスケジュールにもかかわらず
とっても可愛い声でシチュエーション表現して頂きました!
遅刻せずに公開することができました。当日にドタバタしてしまいましたが、私が無遅刻なのは初なのでほんとにすごい(👈)
さいごに
チームメンバーそれぞれが担当個所により力を加え、お互いに意見を交換できて、よいゲームができたんだなと思います
unity1weekのおまけみたいなものですが、遊んだ後の「みんなの評価」がまだ封切られてないので、それも期待ですね。頑張ったので