二十四節氣七十二候 ▶︎啓蟄 〜菜虫化蝶〜
2023年
3月6日〜20日 二十四節氣▶︎啓蟄
3月16日〜20日 七十二候第9候(啓蟄末節)菜虫化蝶
なむしちょうとけす
『菜の虫が蝶になり飛び交う』
しばらく投稿をお休みしていた暦をめぐる旅。
前回から1ヶ月とちょっと。
すっかり景色は春真っ盛りです。
この1ヶ月半はせわしくて、書き始めたまま次の候に移ってしまうこと数回。下書きのお蔵で眠っています。
彩り鮮やかな体験も写真もたくさんあって、とどめておきたいことばかり。落ち着いた時に仕上げて公開することを『お楽しみ帳(とっておいてるお楽しみなことをリストした丸秘ノート)』に連ねておきます。
昨日15日、東京・横浜は開花宣言!
驚きました。
やっぱり今年の3月、暖かかったのですねえ。
実は昼間のお庭で半袖でいたこともありました。
伊豆もソメイヨシノ名所がたくさんあって、その一つが奥伊豆・大沢温泉、那珂川の桜並木。
ここから松崎の街まで6キロの桜並木が続きます。
今年は歩いてみたいなと予定調整中。
今年春のオリジナル企画『恋桜ブレンドアロマ』を連れて、桜景をたくさん愉しみたいなあ。
サロンのある場所はヤマザクラのような白い桜や、キイチゴの白い花、キブシ(木五倍子)などが次々と咲き、BGMはウグイスさんやシジュウカラ。
落ち着いているけれどはなやかな春爛漫です。
東京にいたときは想像できなかった春の味わいがしみじみと染み渡ります。
修善寺の方ではみつまたも満開だそうで、和紙を取り入れたい私はぜひみにいきたい!と思っているのですが間に合うかな?
春はシフトの時期。
イレギュラーな用事やしごとが増える時ですね。
私も例に漏れず、なんだか落ち着かないのですが、
前述の木五倍子(きぶし)のことを書いておきたくて、noteに向かいました。
茶花でも取り入れられていて、木藤(きふじ)と呼ばれることも。
きぶし覚書
・木五倍子(きぶし)科。
・学名 Stachyurus praecox Stachyurus : キブシ属 praecox : 早咲きの Stachyurus は、 ギリシャ語の 「stachyus(穂) + oura(尾)」が語源。
開花時期は、 3/15 ~ 4/15頃。
・ぶどうのような、藤のような形の花
秋には美しく紅葉するそうです。
私もきっと見ているはずだけど、残念ながら認識できていませんでした。今年の秋の楽しみです。
名前の由来
五倍子(ぶし)とは伝統的に黒色染料として使われてきました。
ヌルデという木に虫がつき、コブになった状態を取って染料としたのが五倍子。その代用品として使われたのできぶし(木五倍子)だそうです。きぶしは種子からタンニンが取れるので、それが五倍子の代用品として使われ、江戸時代のお歯黒などにも使われたそう。
染料で虫といえば赤ピンク系のコチニールですが、実はこの五倍子も同類。
ビーガンさんやバクティヨギさんは、植物染を取り入れるときに頭の片隅にメモしておかれると良いかもですよ。
色々とネットで検索していると、きぶしに香りがあるとかないとか…
明日の散策で調べてみましょう。
それではよき時を。
調光師 ましろ
サロンオリジナルブレンドアロマ
〜恋桜ブレンド〜
『春は楽しいはずなのに、心もからだもアンバランスでつらい…』
そんな時には、明るく優しく寄り添ってくれるこのこを手にとってみてください。
今年はとっても本数が少ないので、サロンのアロマトリートメントで取り入れていただくか、限定クラフトでのみの販売です。
クラフトは
●フレグランススプレー
●フレグランスオイル
の2種類をご用意しております。
プロフィールからネットショップのお問合せで直接オーダー頂くか、サロン〜ココロの灯台〜のホームページお問合せからご注文ください。
価格帯は販売中のアロマスプレー『アジュナブライト〜朝〜ブレンド』と同じです。
こちらも春のぐったりをスッキリフレッシュしたい時におすすめです。