イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「玄鳥至(つばめきたる)」〉
2021年4月4日~19日 二十四節氣 清明
太陽黄経15度。この頃、すがすがしい南東の風が吹くので,『すべてのものが清らかで生き生きとするころ』という意味の清明と名づけられました。
2021年4月4日~9日
七十二候 第13候 清明 初候「玄鳥至(つばめきたる)」
つばめが南から飛来する頃
季節は晩春。
玄鳥至は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「桐始華」と呼ばれるそうです。
これは「桐の花が咲き始める」といった意味とのこと。
サロンがある場所は、3週間程前にはもうツバメの群れが餌を求めて飛び回っているのをみかけるようになりました。
桐の花はどうかな?と思い巡らせているのですが、桐の樹が近くにあるかどうか思い至りません。昨年は桐と桑の幼木が多く育ち、初めて見る感動と共に、成長の早さをつぶさに見てドキドキしたものでした。
桐の花は、
高い場所に咲くので、意識して探さないと見えないとよく言われます。
ちなみに姿はこちら★wikipediaに写真があったのでリンクさせて頂きました★
紋章のデザインより華憐な印象です。
香りもとても良いのだとか。
いつか花を拾える場所を探して、フローラルウォーターを作ってみたいなと思います。
清明は、元は中国の清明節です。
この頃、日本でいうお墓参りをし、親戚一堂で集って会食の機会とするなどが習わしとされていたそうです。
18世紀に中国から沖縄に伝わり、同じように祖先の墓にお墓参りをし、親戚一同でおもちや豚肉料理、お菓子や果物などを食べるという風習が生まれたと言われており、これを清明祭、そして「シーミ―」と発音するのだそうです。
今年は体感が少し冷えるなという日もありましたが、ソメイヨシノが散ってしまうような大嵐もなく、じっくりと桜を楽しむこともできました。
清く明るい、そんな表現が本当に似合う、そんな雰囲気を味わえている気がします。
感染症対策をしっかり行い、季節の恵みを受け取っていきたいものですね。
20210404
『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。