生存報告がてら、ドラマ感想と最近思ったこと。
ドラマ「おいしい給食 season2」
毎週楽しみに観てます。
給食が大好きな甘利田先生。
中学三年生という、高校受験を控えた学年を担任していても、給食のことで頭がいっぱいです。
このドラマの舞台は昭和後期頃。
甘利田先生は教師の威厳を重んじ、他の教職員、生徒の前ではそんな「給食大好き!」なんてそぶりは出さないように、自分では気を付けているつもりらしいです。思いっきり態度に出てますけどね。
一方、声変わりをして背も伸び、少し大人に成長した神野ゴウくんですが、相変わらず給食に独自のアレンジを施すことを怠りません。ゴウくんは、給食のある黍名子中学校に転校してきて久し振りの給食だし、中学卒業したらもう給食食べられないし、心ゆくまで給食ライフを楽しみたいのでしょう。
ところで、あまりストーリーに表立っては出てきませんが、どうもゴウくんの家庭環境は複雑そうな雰囲気。
甘利田先生の場合は、「母親がメシマズだった」(甘利田先生のセリフより引用)から、給食が大好きになったようですが、ゴウくんはゴウくんで、ご家庭で満足のいく食事を提供されていない様子。
転校してきたときも「母の仕事の都合で」と言っていました。そんなふうに、たまーにちらっとゴウくんのセリフの中で母親の話題が出てくるものの、父親の存在は皆無。一緒に暮らしていないのかもしれません。
…と、給食を好きな者達には諸々の事情があるようですが、ドラマ「おいしい給食」はあくまで、美味しい給食を楽しく頂くという内容を貫き通して欲しい、という個人的な願望です。
甘利田先生は前述の通り、教師の威厳を保つ為に給食が大好きなことは隠しています。(バレバレなんですけど)本当は、ゴウくんのようにパンにコロッケを挟んでコロッケパンにして食べたいのも、生徒の前では我慢しています。(本人談)
教師が学生と同じように はしゃいでいては、成り立たない事柄があるのです。
大人は子供には見せてはならない姿があります。
子供からしたら、「何だそんなこと」と思うことかもしれません。子供だって成長していずれは大人になり、同じ道を通るのですが、子供には"まだ"見なくてよいとされる世界があります。
"いつ"その世界を知るのかは、各個人それぞれでしょう。特に、言葉だけでは理解しきれない世界は、実際に経験して、気持ちと感覚で感じ取らないと得られないのだと思います。
出来るなら正しい順序を踏んで大人になってほしいものです。
といっても、何が正しい順序なのかも分かりません。
自分の子供時代は、昭和の自由な風潮…通学路に大人の本が落ちてたり、ゴールデンタイムに女性の裸が堂々と放映されてたり…でした。TVが一家に一台の時代です。濃厚なラブシーンで(一家で何観てたんだ…)お茶の間が気まずくなったりもしましたし、下校時に見つけた大人の本は、友達同士でゲラゲラ笑いながら見たものです。
現代は規制し過ぎな風潮も感じますが、昭和のおおらかな空気とは時代が、ケータイ等機器類の登場やインターネットの普及で、個人を取り巻く環境が、大きく変わってしまったことも実感しています。
自分は、このnoteという場は、大人しかいないと思っていました。子育て世代の大人が大半なんだろうぐらいの気持ちです。
が、ここ最近(以前からいらっしゃったのかもしれませんが)学生、それも大学生、高校生よりもっと若い、中学生、小学生のユーザーの存在を見かけるようになりました。
noteは自分にとって、現実で出せない鬱屈したモノを曝け出す場にしています。
18禁、とまではいかなくても、10代前半ユーザーが居ると分かった以上…あまりに年若い多感な方の目には入ってほしくないようなモノも正直あります。それは個人的な思いなので、機械による単語検索機能にもひっかからないでしょうし、他人に判断できるものではありません。
かといって、表現を抑えたくない。
というわけで先日はじめてnote事務局に「記事公開時の年齢制限機能」をリクエストしてみました。
他のサイトではイラスト等の公開時に、全年齢向けか、成人向けかどうかの選択肢があるのだから、ユーザーが何歳かどうかまで把握しきれなくてもできることだと思いました。
スルーされているかもしれませんが、いずれまた時間をおいてリクエストしていきたいです。
以上、生存報告でした。
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