研究者然としたなにか

いわゆるJTCで研究者然とした日々を送っています。 〇年齢:30代前半(10年目ぐらい) 〇会社:大手材料メーカー 〇職種:研究職 〇勤務地:ほぼフルリモート 〇年収:大台に届かないぐらい

研究者然としたなにか

いわゆるJTCで研究者然とした日々を送っています。 〇年齢:30代前半(10年目ぐらい) 〇会社:大手材料メーカー 〇職種:研究職 〇勤務地:ほぼフルリモート 〇年収:大台に届かないぐらい

最近の記事

JTCを救いたい その3 ~私とパワハラ~

はじめに※本記事は私の周りで数年前まで続いたパワハラ禍について記述していますが、最近はハラスメント対策が急激に充実してきたこともあり、パワハラは見なくなりました。 「パワハラ」という言葉が世に出たのは2001年のことだそうです。立場に起因する影響力を行使して他社に苦痛を与える行為がそれ以前にどのように呼称されていたのかは分かりませんが、JTCの古めかしいオフィスには被害者たちの怨嗟の声が雨染みのようにこびりついているかもしれません。私たちは過去を変えることはできません。J

    • パワハラに関する記事を書いています。経験ベースで書いていることもあり、かなりの長編となってきました。パワハラに苦しむ方々に、少しでも救いになれば幸いです。今週中にアップしたいと思っています。

      • 2023年の打者大谷翔平に何が起こっているのか ~データの徹底解剖~

        はじめに 皆様、WBCはご覧になったでしょうか。世界一の旗とプライドを掛けて世界中の猛者がしのぎを削った祭典は、投手大谷翔平が世界最高野手であるチームメイトのマイク・トラウトを三振に切るという、神の書いた筋書きのような形で幕を閉じました。侍ジャパンの活躍は日本中を活気付けてくれました。一方、WBCの後には例年通りの長いシーズンがある。それに対して一抹の不安を抱えていたのは私だけではないでしょう。  しかし、蓋を開ければ投手大谷翔平は並みいる強打者を次々となで斬りにし、前半戦

        ¥200
        • 今、自分なりの超大作を書いています。これまでの投稿とは全く関係の無い内容です。頑張ります。

          JTCを救いたい その2 ~JTCのよいところ~

          JTCの長所前記事ではJTCの欠陥について構造的要因から考察しました。今回は、逆に長所について記述したいと思います。結論を先に書くと、成長環境こそJTC最大の長所というのが私の意見です。 JTCの長所と言うと、どのような点が想像されるでしょうか。世の中の情報を参考にすると。以下のような点が挙げられています。 クビにならない 倒産しない ある程度の収入が見込める 分業化が十分に成されている ・・・分業化を除けば、「最低限は満たしている」という風にも聞こえますね。気に

          JTCを救いたい その2 ~JTCのよいところ~

          JTCを救いたい その1 ~JTCの欠陥?~

          「JTC」ってなんですかあなたは「JTC」という言葉をご存知でしょうか。この記事をご覧になっているということは、ご存知なのでしょう。「Japanese Traditional Company」を略したこの造語は、外資IT企業の対義語のような位置付けで、しばしば蔑称として使用されます。筆者の主観では、退職エントリなるものでよく見かけるように思います。「パワハラに耐えかねてJTCの退職を決意しました」「前職のJTCでは意思決定が遅く、仕事が全く進みませんでした」等、ネガティブな

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