
空を見よ まっしろい月
当時25歳くらい、今からもう10年も前になります。
僕の地元、春日井市。その町の先輩と飲んでた時の話。
先輩「これ、良かったら聞いてくれよー」
渡されたのは1枚のCD。
僕「これって誰のCDですか?」
先輩「MASHっていうやつ」
僕「あー、僕らと同じ春日井市出身の人ですよね。」
なんていうやりとりの中、気付きました。
このCD、普通に市販で売っているモノと違う。
音楽関係者に配布する用のサンプルCDでした。
僕「これサンプルですよね?なんで持ってるんですか?」
先輩「んーー、、、アニキなんだよ、俺の」
びっくりしました。
そのあとの話しで、なぜ最初に「自分のアニキ」と言わなかったかの理由を聞きました。
詳しくは書きませんが、
簡単に言うと、アニキへのコンプレックス的なモノだったそうで、
アニキに負けたくない、みたいな気持ちがあったそうです。
そのサンプルのCDを聞いたことがきっかけで、
MASHさんのアルバムを購入し、色々な曲を聞きました。
正直、最初に先輩から渡されたCDの曲を聞いたときは、
あまり「良いな」と思いませんでした。
それでも、ふとした瞬間にMASHさんの曲を聞きたい。
って思っている自分がいました。
色々な曲を聞いた中でも、
今回紹介している「白い月」の入っている
アルバムを聞いた時に、すごく感動したのを覚えています。
その後、MASHさんの曲には何度心救われ、何度励まされたか。
本当に、何度も背中押してもらいました。
先輩は、元気かな。
そしてこの曲、歌詞やメロディだけではなく、
トラック(バックミュージック)もすごく良いと思ってました。
それもそのはずです。
作曲はRIMAZIくん。
MASHさんと同じく春日井の人ですね。
RIMAZIくん。
春日井で音楽好きの人なら知らない人はまずいないでしょう。
むしろ全国的にも相当に名の通った方です。
MASH × RIMAZI のコラボはやばいですね。
⇩⇩⇩ 以前紹介したMASHさんの曲 ⇩⇩⇩
MASH 「白い月」
作詞:MASH 作曲:RIMAZI
空を見よ 真っ白い月
街が眠りつく夜の部屋 翼をなくした気分で飲んでたビールは慰めの味さ
あきらめるヤツらはダサいと笑ったあの日の僕らは
真夜中 月の明かりだけ頼りに歩けた夜の冒険者
何もかも いくつもの過去 今日まで昨日に置いてきたんだ
何度も取り返そうと試したけれどこればっかはしょうがないよ
冗談で紛らわし たまに無闇に強がり
どうにか世間とうまく折り合いをつけてさ
あるがままに 僕はどこに行こう
探している 街の中で 自分らしさや居場所を
夢はどこに行けば叶うのかな
見上げた空 白い月は 今僕をやさしく照らしてた
テレビの向こうの見知らぬ街では炎が燃え盛って
瓦礫の下では助けを待つ人 ニュースのキャスターは言うよ
この爆発による死傷者は100人を越えることでしょう
サブリミナルかデジャブか 昨日か一昨日か いつの話だろう
何が起こってるのか分からない ただ一杯の温かい
スープにありつけたなら 今夜どうにか越せそうさ
そんな飢えや渇きを知らず 僕は僕の心を満たす
ただそれだけの為に今も歌ってた
明日は我が身 僕はどこに行こう
探している 街の中で 自分らしさや居場所を
夢のあとに辿り着いた場所
振り返れば かけがえのない 僕だけに輝くエピソード
見上げた空 白い月は 今僕をやさしく照らしてた
探しに行こう僕にできること 僕にしかできないこと
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