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能登被災地支援団体「残響」代表「遊侠」に託す”ありがとうのリレー”

集まったお金を全額寄付するメンバーシップ
「かつおクラブ」

現在、継続した寄付の実現は2つ。
⇩ カンボジアへの支援(毎月)と、

⇩ 同じくカンボジアへの支援(年間)

となっています。

今回は日本での継続した寄付を実現させていきます。
不定期ではありますが、遊侠くんが代表を務める「残響」の活動が続く限り継続して寄付させて頂きます。
今回はかつおクラブとして10万円を支援させていただきました。


こうした寄付活動ができるのは、かつおクラブのみなさんがいるお陰です。いつも本当にありがとうございます!



能登被災地への支援

2024年の2月、かつおクラブから能登被災地への支援をさせて頂きました。
「災害時子ども支援認定NPO法人カタリバ 様」と「輪島漆器商工業協同組合 様」に対し、10万円の寄付を行いました。

こちらは一度限りの「単発の寄付」にはなりますが、かつおクラブのメンバーと様々話し合い、意見交換を行い、支援させて頂くに至りました。

この記事でも書いていますが「僕」ではできないこと、「僕」では一歩足が進まない事、「僕」では無理が生じることでも、「僕たち」になった瞬間に選択肢が広がり、行動できる。
その代表例が寄付だったり、支援だと思います。

この時のかつおクラブの行動は、それが実証された瞬間でもありました。


上記から、約1年が経過しました。
果たして今、被災地はどうなっているのか。


2024年の秋頃、
政治に携わる方々から僕はこんな話を聞きました。
(実際に被災地視察に行かれた中での話)

「被災地の現状は僕らが思っている以上に悲惨で、復興なんてまるで進んでいない地域がある」
「メディアはなぜこの現状をもっと強く発信しないのか、発信できないのか、不思議でたまらない」


そんな中、ふと思い出したのが「遊侠くん」の存在。
被災地支援活動を行っていることは以前から聞いていたので、その後の活動がどうなっているのか気になって調べてみました。



ラッパー遊侠について

遊侠くんは大阪府堺市を拠点に活動するラッパーで、僕は10年以上前に色々とお世話になり、可愛がって頂いた時期がありました。

ご飯をご馳走になったり、一緒に銭湯に行ったり、遊侠君のジムでミット打ちや筋トレをしたり、名古屋に来て頂き一緒に乾杯したり。

遊侠くんはラッパーとして、ではなく人間としてカッコいい人です。
(もちろんラップもカッコいいけど)

当時(10年以上前)から人並外れたオーラを身に纏い、只者では無い感が半端じゃなかった。仲良くしてもらっていなかったら絶対に話かけれないし、目も合わせられないくらいでした笑。

にも関わらず、僕のような年下の人間にもめちゃくちゃ低姿勢で接してくれて、言葉遣いも丁寧という、凄まじいギャップを持った方。

だからこそ、僕たちは遊侠くんに惹かれていたし、尊敬しているのだと思います。




ヤクザ映画「西成金魚」主演

今回、遊侠くんと久しぶりにコンタクトを取る中で知った事実ですが、俳優としても活動されていました。

ヤクザ映画「西成金魚」

こちらはまだ公開されていないようですが、非常に楽しみです。

音楽に限らず、俳優としても活動されている。
たくさんの人たちと関わり、巻き込み、信頼され、尊敬される遊侠くんだからこそ、能登被災地への支援活動を継続して続けられているのだろうなと感じました。




残響について

そんな遊侠くんが代表を務める被災地支援団体「残響」

被災地で支援活動をし続ける遊侠くんの言葉だからこそ、そこにはリアルな想いや情熱が乗っかり、読み手にダイレクトに伝わってくる何かがあります。

(被災地に)何度か来てると顔見知りのおかぁさんもいて
世にいう一般ボランティアと呼ばれる自分たちに
『楽しみにしてたよ』って。

これは心温かい話しでもなんでもない。

被災地が国に求めることを自然と諦めてしまってる
この現状を国に色濃く関わる一部の人達はどう思ってるんだろうといつも心に棘が刺さる

『映さない』『伝えない』
俺たちは『映して伝える』

写真や映像や文章や炊き出しやぜんぶこれに集約してるんだと思う。
おれたちが1番大事にしてること。

遊侠君Facebookへの投稿より抜粋

この投稿に僕は感化されました。
そして直ぐにかつおクラブのみんなに相談し、残響に支援したいことを伝えました。

残響の活動としては、

炊き出しの頻度は月にもよりますが、基本は仕事もしながらのメンバーなので現地に行けて月1回ペースです。
震災当時はもう少し短いスパンで友好団体とみんなで行ってました。
炊き出しに人数が必要なため、メンバーとのスケジュールのすり合わせを考えるとこれくらいが今の限界の頻度になります。
これからいつまで支援をするのかについては被災地の状況次第で判断していくことになります。

とのことでした。

「災害支援チーム・アットワン」のみなさま
日本復興支援部隊大和照」のみなさま
そして、「残響」のみなさま

被災地で共に炊き出しをする仲間たちと活動されています。

また、

夏は食中毒のこともあり避けるようにしたり、被災地までの車問題なんかでどうしてもいけない月もあるけど、みんなそれぞれ仕事がある中で頑張ってくれてて炊き出しが実現できている。感謝です。

このように僕に伝えてくれました。

詳しい活動内容や、炊き出しの様子については遊侠君のFacebookの投稿が分かりやすいので、ぜひともごらんください。




遊侠くんからの言葉

遊侠くんから預かった言葉を共有しておきます。
遊侠くんの言葉の1つ1つから、優しさや怒りなどの熱い想いが伝わってきます。その熱い想いと行動に巻き込まれて良かった。巻き込んでもらえて光栄だと感じます。

言葉から想いを伝える。届ける。
遊侠くんの言葉は、人並外れてこちらに伝わってくる。
だからこそラッパーなんだと思います。

以下、遊侠くんから預かった言葉です。


かつおクラブのみなさん、本当にありがとうございます。
次回の2月17日から21日予定の炊き出し支援で使わせていただきます。

メニューはいまのところ炊き出しで大好評だった
大阪名物あぶらかすに卵をとじてとろろ昆布をトッピングしたかすとじ昆布うどんを予定しています。
うどん単品か副菜をつけるから支援金の状況と被災地の状況に炊き出しする人員の状況でまた変更があります。

だいたい3箇所で合計600食くらいを予定しています。

・珠洲市生涯学習センター
・珠洲市大谷仮設住宅集会所前
・輪島市町野町もとやスーパー

食材の高騰やプロパンガスに調味料に器などメニューや食数によりますが大体1回の炊き出しで8万円から10万円前後の費用がかかります。
なのでこうしてみなさんの誰かを想う気持ちを託して頂けてまた温かい食事を届けることができることに感謝しかないです。

3箇所のうちの珠洲市大谷地区に関してはほんまの少し前まで去年の発災当時から一度も水が通っていませんでした。 
避難所から待ち続けた仮設住宅に移り住んでからは食事の配給が止まり産業が死んでしまってる。
奥能登ではどんどん暮らしが圧迫されています。 
また店などの再開もまだまだでそのうえ積雪や土砂崩れなどで高齢者は買い物にもそうそう行けないのが現状です。

メディアに目隠しされた現地は自分から見てもただただ悲惨です。

できることはそう多くないですができることを繋いで大事に育てて残していくことが大事だと思っています。
こうして最悪な災害からですがみなさんと出会えたことにありがたさや嬉しさや心強さを感じてます。

託す人からのありがとう
託される人からのありがとう
届ける人からのありがとう
受け取る人からのありがとう

このありがとうのリレーを一緒に繋いで頂いて本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。

災害支援残響 代表 遊侠




かつおクラブが大切にしている
「寄付の持続性」×「数の力」×「note」
は最強だと思っています。


あなたの100円が
きっとだれかの未来を大きく変えます。


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