なんくるあひる
1ヶ月かけてTwitterで行った短歌30首をツイートする企画。色々な視点で切り取って語りたいと思ったのでシリーズものにすることにしました!
自主制作本『若気の至り』を作り上げるまでの投稿をまとめていこうと思います!宣言記事と進捗報告以外は有料にしていく予定です!
学生時代断続的に色々な挑戦をしたことと向き合ってみました。
小学二年の秋 体育の鉄棒で落っこちて救急車で運ばれて、病院で何の心配もないと言われてからまた学校に戻り、ラジオで読み上げる作文の録音をした色んな意味で慌ただしかったあの日。 私の言葉が、人生で初めて公の電波に乗ることが決まった日である。 ラジオでどんな文章が流されたかはもう覚えていない。 でもあの日から、私の中にあるものを誰かに、 見て欲しい、聞いて欲しい、読んで欲しい そう、思うようになった。 その二年後、演劇と出会った。 ずっと長く長く演劇と付き合う過程で 様
この時期はいつも、最後の桜を思い出す。 大学卒業の前日、母と回った私の一人暮らしの街。桜の名所でなくても、桜が点在して、別れと出会いを演出していた。 思えば、初めての桜は、大学入学の時だった。 地元は、品種の違う桜が、1月〜2月に満開を迎える。花びらの舞う桜は、画面の向こうの世界だった。大学図書館の前で桜吹雪が舞った時、私だけがその光景に「初見の感動」をしていたのは、忘れもしない特大カルチャーショックだった。その桜の土地を卒業する時も、「桜の景色も見納め」という感覚で、母と
「1日1時間以内の抗議活動」を「座り込み何日」で表現すべきでしょうか。 今話題のツイートや議論の、中心点が言いたい論点はここではないかと私は捉えました。「座り込み」という抗議活動のマジョリティなイメージと現場の「座り込み」の実態の乖離。それが浮き彫りになったことが、今回の話題での収穫ではないでしょうか。それくらい、地元メディアは一部を取り上げ、それを知らなくたって生きていける日常であったことに、私達県民は反省しなくていけないと感じます。 今まで、県民が、県が、どんなに言っ
また旅が終わる。 分刻み必至のスケヂウルからの解放と云はれれば、さうかもしれない。旅の終わりの独特の疲労感と相混ざつた夢から覚める心地。その微睡みの中で、現実へと向かわねばならぬ日々から、後少し、目を背けてみよう。 今の仕事を始めてから二年。下手くそな能率で仕事をこなしていく中で、私に黒いものがのしかかる。それは時に休めば消えていくもの、時に乗り越えれば気づかぬものであつたが、私にはそれが見えておらぬだけで、その黒いものにずうつと、足首を掴まれていたのである。嘆かわしくも気
5月15日 私にとっては、とても大事な日です。 沖縄県本土復帰の日 昔は、行進してる日、としか思っていなかったが、とある舞台に関わってからは、真剣に考えるようになりました。 その舞台は、実在の人物を元にした劇で、その人物が、本土復帰に深く関わる人でした。劇の体験としての詳しい話は、こちらの記事で。 私の思う今昔沖縄 あれから5年以上経ちますが、その頃も今も、私の世代は「復帰」を知りません。両親や祖父母から聞かされる「昔の沖縄」なのです。それは、沖縄戦においてもです。で
9/18-25がSDGs週間ということで、大企業や自治体からもちょこちょこと「SDGs」やら「持続可能な」という言葉を耳にすることが多いのではないでしょうか。 実際のところ、SDGsって何?エコ活動と何が違うの?世界の話でしょ。私が出来ることってないじゃん。そんな風に思ってませんか? 少しだけ、SDGsを学んだ人間、ESDを普及して行く側の人間として、お話させて下さい。本人多忙なため、短めの文章になるはずです。 SDGsって何?日本語に訳すと「持続可能な開発のための目標
本日、6/23は、地元沖縄にとって大事な日です。 慰霊の日と言い、県民の休日に制定されています。よくテレビで中継される平和の礎だけでなく、各地で慰霊祭が行われるのが例年です。ここ2年は開催の縮小、中止が続き、戦争経験者の高齢化と相成って急速に廃れないかが心配です。 実は、6/23は「沖縄戦の終わった日」ではないんです。6/22未明の司令官自決により23日には「沖縄における日本軍の組織的抵抗が止まった日」なのです。7月になっても米軍の攻撃、日本軍個人個人の抵抗は続き、戦火は収
特集:恋の歌前回の記事が重めでしたので今回はふわふわな恋の歌を選びました〜! 厳選11首がこちらになります。 4 花火見たあの日を覚えておりますか同じ場所から見上げたあの日を 5 お願いです。期待させないで下さいよ。他の人にも言ってんじゃねえ、ばか。 6 突然の揺れるスマホに踊り立つ君から始まる新着メッセージ 7 本日はどちらがDJしましょうか?君か私かじゃんけんで決まり 8 今度こそ聞くぞ「好きな人はいる?」お酒の神様力を貸して 9 僕は今言ってしまった目の前
今回からは選抜しながら歌への想いや詠むきっかけなどをつらつらとお話したいなと思います〜! 特集:掘り出し物今回はこの企画に合わせて、ではなく、以前から詠んでいたものを選びます。その数なんと…………何首だ?まあこれから挙げていきますね。歌の前に番号付しているのは、何日目にツイートしたかを示す通し番号です。番号で歌を区別するかもしれません。(1の歌は〜とかですね)ツイート時のテーマ等は割愛しますので是非前回のも見てください。 1 海の色はエメラルドにコバルトに名前も知らないあ
新生活でバッタバタしていました。 ちょっと心に余裕が出来てきたので始めたものがあります。 3月に開設したTwitterにて短歌を30首詠む企画に挑戦しました。 #30dayversechallenge 5月の頭から始めてほぼひと月。2、3日間が空いたりと少し不定期にはなりましたが、1つはお気に入りの名歌、残り29首は過去作を含め、オリジナルを詠むことができ、無事、30首を連ねることが出来ました。 今回はひとまず、30首を連ね、また別の記事にて、取り上げたい歌を選んで話
noteと繋げる用のTwitterアカウントを作りました!プロフィールからいけます。よろしくお願いします。Twitterの垢はなんくるあひるになってますがあひるのこ。です!(たくさん名乗りたい名前ありすぎた)
夢の中で自作脚本の稽古してたけどあの脚本何? 自分の脚本として扱って演出しようとしてた。何の話か思い出せない…
はじめて 父娘二人旅をした 京都東山は銀閣寺そこから下りて南禅寺 紅葉が見たいと言った父を もうすぐ大学を卒業する私が一人暮らす関西に招いた 今年定年して朝の散歩を新たな日課にしている父でも 旅先の徒歩は慣れないようで 哲学の道を進んで銀閣寺参道を登る姿は少し疲れて見えた 成人の祝いに父から贈られたカメラで 父を覗き込めば そこには大きいと思っていた父の 少し猫背な後ろ姿があった 哲学の道父背(ふせ)まるむ秋深し 私が成人を迎えた色節も 父が定年を
なんでもない日 誰にも会わぬ そんな日に塗る 爪紅(つまくれない)
お久しぶりです。あひるの子です。 やっと身辺落ち着いてまいりました。 10月も終わり11月になりました。 あれから1年が経とうとしているので、少し書きたいなと思いこの話題を選びました。以前も少し触れた記事がありますが悪しからず。 首里城火災あの日私が気づいたのは、Twitterのトレンドに「首里城炎上」の言葉を見つけたから。地元沖縄を離れて3年目。地元の情報を得るのは沖縄の新聞2社のLINEアカウントか中高の友人との繋がりや沖縄関連をフォローしているTwitterからが主
一歩ずつ進んでいるはずなのに 進んでないように見えるのは 後ろをふりむいてないからさ