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登場人物&キャスト紹介

アカリ
25歳、本作の主人公。
直情的かつ細かいことは気にしない粗暴な性格、学生の頃はそこそこヤンチャしていて喫煙で謹慎になったことも。とはいえ心根は優しく、食品メーカーの営業職だったこともあって人当たりは良い。
取引先のパーティーで出会ったショウタと数ヶ月前に授かり婚し、現在は安定期。近況報告や産後のアドバイスを聞くために中学時代からの親友であるミナセと約1年ぶりに会う。甘党で、コーヒーはラテ系が好き。

演:こむぎこ
千葉県生まれ。
2020年、クリエイティヴユニット Pinot*Grls(ピノグレ)で役者を始める。同名のYouTubeチャンネルでの連続ドラマ『小料理 日乃暮』成田 美佐枝(リタ)役で出演中。
スタジオ放課後の作品は他に『テルと瑠唯』の瑠唯役で参加。
役とは違いコーヒーはブラック派だが、甘いものは好きで毎日「ケーキが食べたい」と叫んでいる。

ミナセ
25歳、もう一人の主人公。
論理的で一見すると大人しい感じの優等生タイプだが割とノリも良く、アカリとも中学時代に席が隣になったことをきっかけにすぐに打ち解けた。
2歳年上の兄の同級生で、高校の先輩でもあるマサルと就職後すぐに結婚し、現在は2児の母。長女ナミ(5歳)と長男ナギ(3歳)を母に預け、学生時代から通う【カフェ デニム】でアカリと待ち合わせる。コーヒーは断固としてブラック派。

演:山西 未紗
和歌山県出身。ワイスプロダクション所属。
自分の声が人よりも高い事を知りコンプレックスに感じていた小学生の頃、声優という職業を知り衝撃を受け志す。
高校生の時に何かをやりたいという思いから文化祭で舞台や自主映画などに力を入れる。
大学で演劇研究会に入り舞台の楽しさと難しさを知る。
その後、俳優として舞台や朗読劇で活動し、2022年から映像作品にも出演するようになる。

出演作
桃尻犬『ネコ目HYPHY!  鎮魂歌』
世の中と演劇するオフィスプロジェクトM『ハルメリ2013』

日本劇作家協会 月いちリーディング
『あの子の飴玉』『宙吊りの踵が降りる朝』

YouTube(映像)
あいまいな30秒
『来年の春』『声も出せない』『黄昏時』ほか

YouTube(朗読)
ちゃんねるDEN
『4霊に抱かれし時』ほか

ここからは原案・脚本の目線でのこぼれ話。
度々触れてきた通り映像化する前提で書いてはいたものの、いわゆる『アテ書き(演者さんが決まっている前提で執筆すること)』は一切していません。
なので、こむぎこさんも当初は出演する予定は無く、パートナーだからといってボクが個人的に推したわけではないことはこの場をお借りして記しておきます(笑)。

メイク完了直後、個人的にはアカリ降臨!の瞬間。


あくまでもプロットを読んでいただいたうえで、キャスティングに関してはスタジオ放課後さんにお任せしたいと伝えたところ「せっかくだから出演してもらいましょう!」と普段とのギャップを生かしたいという意味も込めてオファーをいただいた感じです。

それからしばらくしてミナセ役に未紗さんが決まり、顔合わせを兼ねたホン読みから撮影までのスパンが1ヶ月強。スケジュール的に全体稽古をするのも難しかったので、2人にはリモートで会話シーンの練習をしてもらうことに。制作サイドからの指示や演出がない環境ではあったものの、役者さん同士が作ったお芝居をベースに本番で手を加えてもらえれば、という意向で回数を重ねていきました。

ご本人もコーヒー好きということで、ステキな笑顔。


原案者として2人にお願いしたのは個々のキャラ立ちも大切ですが「中学時代からの親友」という関係性に重きを置きたいということ。劇中できちんとしたセリフがあるのはアカリとミナセだけ、尺の短さも相まってこの雰囲気がそのまま作品のカラーになってしまうので、第一印象として可愛らしい女性たちのポップな会話劇なんだと観た人に伝われば、その後の展開に没入する足掛かりになると考えたからです。
結果的に会話のテンポや感情曲線はボクが思い描いていた形になり、そこに演出で最適なスパイスを加えてくださったことで、きっと音声だけ聞いていても心地良いシーンになっていると思います。

その甲斐あって、こんな仲良しショットも!
表情にも役柄が出ています。


同じバッグやペンを使っていたりと、初対面のときから奇跡のような共通点があった2人だからこそ生まれた空気感は画面越しでも伝わるはずです。

スタジオ放課後の作品はこちらから↓
youtube.com/@sutajiohokago?si=s8GBRLRd3RwaE6fg