【でもどり看護師2-2】疲れたつかれた

仕事なにしてるんですかー？
と聞かれて
看護師ですーと答えると、
大変ですね〜
言われる。

今までは、
クリニックなので、病院よりはマシですよ〜
と謙遜していたが、
今は病院に勤めているので
しっかりと「大変です」と答えている自分がいる。

電車の中で本を読む余裕がほしい。

仕事中にぼーっとできる時間がほしい。

まるまる1時間昼休みをもらえるのが、どれだけありがたかったか。

仕事に着ていった洋服はすべて丸洗いしたくなる（上着も）。

こんなに病棟看護師は大変でひーひー言ってるけど、今辞めるのは、まだ違うかなぁとも思っている。

ふらりと倒れそうになる。
いっそのこと倒れたい。
休みたい。

大変なことがあるから、楽しいことを楽しめるんだよ。
楽しいことばかりじゃないんだよ。

その通りだと思う。

だけど、でも、大変なんだもの。
辞めたいって言わないようにしたいのに、
もう辞めたいと言っちゃう。

仕事でヘロヘロの帰り道、
最寄りのパン屋さんでお気に入りの黒糖蒸しパンを買った。
試食もらいまーすって声をかけたら、
「ご家族とかご兄弟の分も、どうぞ持っていってくださいね」と言われた。
優しくされて、うれしい。

私も人にほっこりをあげられる仕事がしたい。

残業して、「残業代つけていいですかー？」と許可制なのって、オカシイぜ。

仕事中、色んな感情がごちゃごちゃになって、涙目、マスクの下で泣いているよ。

私は泣いても瞼腫れなくてバレないタイプ。

辛いし、辞めたいし、辞めようとも思ってるけど、今のこの感情は今しか味わわないし、後々懐かしい思い出に変わってくれることを切に願っている。

全てを受け止めない。
右に流す。

何で看護師になったの〜？
この仕事は、辛いよ。
でもやるしかないんだよね。
辛い仕事を選んだ、自分を恨むしかないね。

2回目の夜勤明け、疲れて気持ちがいっぱいいっぱいになって、
先輩と患者さんの前でボロボロ泣いてたら、
そう言われた。

看護師は大変すぎる仕事。

特に病棟看護師として何年も働き続けるって、
自分にとってあり得ないくらいすごいと思う。

仕事は看護師してます。
と言って、「いいね」「素敵だね」と言われるようになってほしい。