二日坊主、本を読む。
ごきげんよう。あひるです。
なんと日記が2日続きました。めでたい。
長続きしないことを蔑んで「三日坊主」なんて言いますが、3日も同じことを続けるって、実は結構レベル高いと思います。3日の間、その人は明確に「意識」がはたらかせているわけで、ある事を始めようと決意してから3回も自分の身体を意識的に動かすことができたことになります。
同じ事は「三日坊主」になったとしても、別々の事を無限に「三日坊主」し続けることができたら、「零日坊主」より遥かにすごい人間になれるような気がします。
うーんこれは3日目に書くこと・・・。
さて、文章力養成のために始めた日記ですが、「日本語書くならまずは日本語読まねぇと!」ってことで今日は読書に時間を割きました。
並行していろんな本を読んでますが、今日長いこと読んでたのは円地文子訳の『源氏物語』です。恥ずかしながら全篇通して読んだことがないので、せっせと読み進めております。日記書くのに役立つかは謎。
作品については色物語だとか君の節操がねぇとか、そのくらいの高校生レベルの知識しかなく、今さら読んでもそこまでヒットしないかな~と思ってました。
ところがどっこい、意外とおもしろいじゃないの・・・。
物語の大筋だけじゃなくて、細やかな表現とか人物の機微とか、含みのある装置が随所にちりばめられていて、なるほど並一通りのの色物語ではないのだなと考えを改めさせられているところです。ストーリーの華やかさや儚さもさることながら、議論の余地が豊富にあるところもまたおもしろいですね。当時リアルタイムで読んでいた貴族たち、絶対オタク語りしてる。
全篇終わったらまた感想でも書こうかなと思います。
ちなみに電子書籍化されてたので、ここぞとばかりにKindlePaperwhiteで読んでます。古本のニオイが苦手なので助かる。
電子書籍と紙本についてもいろいろ思うところがあるので、そのうち書き表しておきたいな。