ローマの空港で滑り込みドルチェ
イタリア旅行の最終日、空港についてあとは帰るだけという段になって気が付いた。
ドルチェをまったく食べていない、と。
なぜかジェラートは毎日毎日食べていたが、お菓子は全然食べていなかった。
このままではまずい。イタリアに来てドルチェを食べずに帰ったら後悔する。そう思って空港でイタリア料理店を探してそこでドルチェを食べることにした。
駆け込んだのは
フェウミチーノ空港、別称レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港のイタリアン『Attimi By Heinz Beck(アッティミ・バイ・ハインツベック)』
Googleの口コミで☆4.3のなかなかの高評価を得ているレストランで、最大の特徴は、コースが時間に合わせて提供されることである。
改めて調べてみたところ、30分、45分、60分のコースが提供されているようだ。
なかなかの高級料理店らしく、旅先でヤケを起こしていなければ飛込で駆け込むことなど不可能なお値段だったかもしれない。でも、そんなところならジェラートじゃないドルチェが出てくるはずだと勝手に信じ、緊張しながら入店した。
写真の正面に写っているのは新婚旅行の同行者たる夫である。ヴェネツィアで買った仮面で顔を隠しておいた。後ろに見えるのはシェフたちとギャルソンで、忙しそうに立ち働いていた。すごく切れの悪くて太いラップを使っていたのが印象的だった。写真右下にあるのは砂時計。コースが時間で区切られているため、時間を計る砂時計が置かれている。
注文したら出てきた高そうな水。ラベルの裏にもいろいろ書いてあったけど、イタリア語がわかるかどうか依然に字が細かすぎて読めない。
なんかカリカリしてうまいスティックとパン。一体なんだったのかわからないけどおいしかったからまた食べたい。知っている人がいたら日本で売っているところ、食べられるところを教えてくれると嬉しい。
最初に出てきたやつ。トリュフが乗っている何か。なんだろう。生魚か?これだからすぐに書けばよかったのだ。
これはわかる!ラビオリのジェノヴェーゼ的なやつ!中にじゃがいもとチーズをまぜてマッシュしたものが入っていたかもしれない。とにかくおいしかった。
そしてこれが念願のドルチェ。初めて見る形のティラミスだった。すごくおいしかった。ここに来てよかったと思う。
写真が残っている料理はこれだけだ。他に写真が出てきたら追加していこうと思う。
正直、他にもドルチェを食べたかった。次にイタリアに行くことがあったらドルチェもしっかり食べていこうと思う。