落語を簡単に紹介する〜饅頭怖い〜
落語は超面白い。
しかし、爺臭い、退屈、何言ってるかわからないと思ってる人も多いだろう。
なので現代的且つ簡潔に紹介する。
『饅頭怖い』(滑稽噺)
かなり有名な噺。
男たちが「自分の怖いもの」について話していた。
男1「俺は蛇が嫌いだ」
男2「蜘蛛が苦手だ」
男3「蟻が苦手だ」
男4「ムカデが苦手だ」
などと盛り上がっているが、鉄という男は
鉄「お前らそんなもの怖いのかよwwwだっさwwww」
というような態度をとっており、他の男たちはじゃあ鉄は何が苦手なのかと問い詰めた。
すると鉄は大まじめな顔で
鉄「実は饅頭が怖いんだ。思い出しただけで震えちまう。」
すると鉄は横になってしまい一向に起きてこない。他の男たちは舐めた態度の鉄を懲らしめてやろうと大量の饅頭を鉄の枕元に置くことにした。
しばらくして鉄が目を覚ますと大量の饅頭に気がついた
鉄「あぁ~饅頭だー怖いよ怖いよ~」(あいつらまんまと引っかかりやがったww)
と言いながら饅頭を食べまくった。
お分かりだとは思うが、鉄は饅頭が怖いわけではない。男たちを騙していたのだ。
そしてその様子を見た障子の裏に潜んでいた男たちは鉄に騙されていることに気がついた。
怒って
男たち「じゃあお前何が怖いんだ?」
と聞くと鉄は
鉄「実はお茶が怖いんだ」
饅頭を大量に食ったので、お茶が飲みたいという要望を怖いものとして言うオチ 。