【詩】不眠

仰向けに寝つ転がり
豆電球が薄く照らす
天井を刮目してゐた
何気なく手を伸ばし
手の甲を眺めてみた
様ゝな想ひが浮かび
過ぎ去るのを感じた
夜も半ばを過ぎる頃