難病になってわかったこと。
昨年の6月に潰瘍性大腸炎という難病になってから、1年が過ぎた。
この1年間で、分かったことが1つある。
”生きることに意味なんていらない”
病気になる前の僕は、お金持ちになること、素敵な家庭を築くこと、社会的地位を手にすることなど自分の欲を満たすことが、家族や友人を幸せにするのではないかと思っていた。
しかし、病気になった時、自分以上に心配をしてくれて、毎日サポートをしてくれた家族。難病になっても変わらず接してくれた友人。そんな人の姿を見ていると、大切なものがなんなのかすぐにわかった。
自分が周りの人を幸せにしようなんて考え自体、おこがましい。そう思った。自分は自分を毎日、必死で生きること。それだけできっと十分なんだ。