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「迷える」という幸せ

迷えるということは、選択肢があるということ。

20代から30代になって、今後の自分のキャリアとか、やりたいこととかがわからなくなって、どうにもなんないわ、なんてモヤモヤしてた。一昨日のことである。

ありがたいことに、迷ったとき、悩んだとき、唯一というくらいの相談する友人がいる。そんな友人に1年ぶりくらいに連絡した。

どうやらその友人も、わたしから久しぶりに連絡があることを、なんとなーく察していたらしい。

開口一番、

「どうしたの?何かあったの?」

お見通しだった。他愛もない話でペラペラしゃべるわたしを、落ち着いた声で、うんうん、と頷きながら聞いてくれて、わたし自身の気持ちも落ち着いたころ、

「本当にやりたいことに、向き合ってみたらいいと思う。もっと他者貢献じゃなく、自分の人生大事にしなよ」

と、返ってきた。

周りの環境だとか、人間関係だとか、そういうものに遠慮しすぎなくていいんじゃないか。

その友だちの一言でハッとした。と同時に、迷えるって選択肢がまだまだあると思える、幸せなことなんだな、とも。

一つにちゃんと決めて、自分の人生と向き合うことも大事にしたいけど、方向転換できる自由さもちゃんと持ち合わせていたい。

自由に、もっとワガママに。


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