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3人の子持ちパパが副業を始めたキッカケ


「お前の営業、何を言ってるかよくわからなくなってきたわ。」

冷たい雰囲気が漂う。私が営業を始めて1年目のできごとでした。そこから私は負のスパイラルに迷い込みました。当時、私は団体職員として勤め6年目で初めての転勤・部署異動を宣告されました。
手に取ってつけたような知識。お客様にはすぐ見抜かれました。
お客様は「農家さん」です。農家さんは”感覚”に優れていて、なかなか自分の熟練された技を言語化はできないのですが「的外れ」な内容に関しては自身の経験からすぐに分かってしまうものだからです。
私は当時なにも知りませんでした。少し農家さんを舐めていたのかもしれません。

そんな中、頭の悪い私は大切な妻と結婚し子どもを授かりました。
今を思えば、妻には苦労しか掛けておりません。
そこから私の人生は激変し、当時その地区では成しえなかった販売金額「12億円」を達成し、農家さんから”信頼”を勝ち得ることができました。
それでも満足しなかった私は”アホな道”を選択します。当時子どもが2人いて妻のお腹の中には3人目を抱えていました。
「転職」です。税理士事務所に転職しました。給料が高かったからです。
見事に転職に失敗し、どん底に転落しました。妻から案の定失敗を責められ家庭環境はズタボロ。新築を建てたのにローン返済ができるかどうかの不安。自分は本当にダメな人間だと思い込んでいました。

そんな中、団体職員時代に取引先だった会社の社長に拾っていただき今は、農業・種苗業界の中小企業に勤め本社から遠隔地で1人営業マンをしております。そして副業としてセールスライティングを学び現在0→1を達成し、ライターとしての一歩を踏み出せたところにいます。

今回はなぜ私が農業業界にカムバックしたのか。なぜ副業に”ライター”という道を選択したのかをお伝えさせてください。
同じ悩みを抱えている方にとって、少しでも何かの支えとなっていただければ幸いです。


どうして副業を始めたいと思ったのか。

「あなたの給料だけじゃ3人のこどもの生活費を養えない」
妻から衝撃的な一言。
何も言い返せない自分に悔しさがにじみました。
転職を2回繰り返し、自分の価値を上げてきたつもりなのに。
これ以上転職を繰り返すと自分も30歳なのでいよいよやばいかも。
頭の中で常に葛藤を抱えながら日々を過ごしている中、”副業”の文字がちらほら飛んでくるようになりました。
周囲には副業を経験している人がいない。人口4,000人の町でむしろ副業をしている人が少ないのです。
でも、副業を始めてみたい。妻や子どもたちに少しでも良い暮らしをさせてあげたい。
それが私の副業を探す第一歩でした。
でも、どこから副業を探したら良いの?副業って何をするの?そんな疑問が心の中から湧いてきて、しばらくまた葛藤が続いていました。

なぜ副業にセールスライティングを選んだのか。

そんな葛藤を抱えながら、たまたまTwitter(X)を見ていたとき僕は「これだ!」と感じたのが「セールスライティング」でした。
営業と文章を掛け合わせて投稿されている内容をみて感動しかありませんでした。
「この人なんで自分の言いたいことを言語化できるんだろう」
「まさにこの感情だよね!めちゃくちゃ共感できる。」
「自分もこんな内容を書けるようになりたい。」
久しぶりに胸が高鳴った瞬間でした。

そこからの私は何かに取りつかれるように「文章」を勉強しました。
でも、全然文章がうまくかけている気がしない。それでも勉強している”気”になってしまっていて「あ!俺文章書けてる」という勘違いに気づかないままずっと過ごしていました。
でも、ある時勉強しているとき講師に気づかされました。
「私の勘違いが直らないと教えている私も本末転倒になってしまう。」
それだけ自分が文章を書けないという事実にぶつかった瞬間です。
その瞬間があったからこそ、余計に勉強をはじめました。
今でも文章が上手なのかどうかは自分自身では判断がつかないですが、あの頃の私より少しは成長できているのではないかと思います。

そこから勉強を重ね初めての0→1を達成しました。
金額はどうであれ、自分の書いた原稿が採用される瞬間。
家族も0→1の達成の瞬間は喜んでくれました。
妻からは「ここから勉強代を回収して自分のお小遣いは自分で稼いでね。」と冗談を言われるぐらい。

妻や子どもたちに少しでも美味しいご飯を食べさせてあげたい。良い暮らしを少しでもしたい。そんな思いから私の副業人生はスタートしました。

副業と農業・種苗業界を掛け合わせる理由

私の本業は野菜の種子や苗・農業資材全般を販売する営業マンです。
副業にセールスライティングを掛け合わせた理由は「戦闘力」の向上が9割を占めています。
自分自身が農家さんとうまく話しができない。
すぐに農家さんのペースにのまれてしまい値引きを余儀なくされてしまう。
自分の価値は下げないと商品が販売できないんだと勝手に思い込んでしまいました。
でも、セールスライティングを学ぶことで明らかに戦闘力が上がったような気がしています。それは「相手の核心」に迫り、「何を言いたいのか」が少なからずわかるようになってきたからです。その言葉の裏に含んでいる意味やどういうことを求めているのか。ということがわかるようになってきました。
ですので、今までは新商品ができるとすぐ内容を覚えて手当たり次第訪問していた私が最近だと、内容を把握してその商品が農家さんの悩みの解決に繋がるかどうかを判断してから販売できるようになりました。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
人生初めてのブログ。なんとかここまでたどり着くことができました。
私が副業をやらなければならないと思ったのもTwitterのみなさんのおかげなんです。
普段から皆さんがたくさんの行動をしていて、僕も不安になってしまったんです。
「やったことないし、自分にできるんだろうか」と悩んでしまいますよね。
とても同感です。
不安になりますよね。
でも、不安になっていることの方が大切なんです。不安が心に残っているからこそ行動できますし、なにより「やってみよう!」という気持ちになることができますよね。
僕も駆け出しのセールスライターですが、一緒にやってみましょう!
背中を押せるように僕も発信を頑張って継続していきます!
読んでいただいてありがとうございました。



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