ひと妻DAOのめざす姿
こんにちは小林です
先日人妻DAOをアップデートするとのアナウンスを行いました。
人妻DAOの存在理由は『Make our life free and beautiful』
DAOを『Make our life free and beautiful』を実現する場にしていくための変革が、今回のアップデートの目的です。
具体的には、『DAO活 ⇒ DAOワーク ⇒ 実社会での自立と自己実現』という道を、DAOで作りたいと思っています。
そして、その道を作るためには、わたし1人の力では足りないので、今回、DAOの副代表をたふさんにお願し、DAOのメンバーみんなの力を改めてお借りしたいです。
ただ、急なアナウンスで混乱してる方も多いと思います。
そこでこのノートでは、
・どういった未来を見据えているのか
・ひと妻DAOでどういう世界を実現したいのか
・ひと妻DAOの中の体制をどうしていくのか
について説明したいと思います。
これから私たちが切り開こうとしている未来は、答えがあるわけではありません。
不確かな世界の中で自分たちの未来を切り開いていくために、仲間と手を取り合い、わたしたちは日々進化しながら突き進んでいます。
私とDAOメンバーが描く地図にワクワクしてくださった方は、ぜひ、一緒に進んで行けると嬉しいです!
( ※ こちらは2023.08.22時点の情報です。DAOはどんどん進化しているので、ご理解よろしくお願いします。)
どういった未来を見据えているのか
"われわれはこの100年で2万年分の技術変化を経験することになる"と言われるくらい、私たちは今、変化の激しい時代に生きています。
特にこの3つの方向に世界はどんどん進んで行っています。
あらゆるコストとハードルが下がり、あらゆるものが民主化していく。パーソナライズは進み、個人がエンパワメントされる
独自の経済圏と文化を持つコミュニティが無数にでき、わたしたちはそれらを生成したり、シームレスに行き来できたりする
既存の枠組みを超えて、ひとりひとりが高度につながりあう
そして、そういった世界の中では、今まで以上に私たちは、自分のエネルギーを気持ちよく出せるような「環境」と「繋がり」を求めて活動するようになるようになると考えています。
そのような未来で必要とされ、スタンダードになっていくのが、現在のweb3コミュニティやDAOの "ような" 組織形態だと私は考えおり、わたしがDAOに強く可能性を感じている理由です。
▽ より詳しくは、こちらの動画にまとまっています(3分ほどです)
ひと妻DAOでどういう世界を実現したいのか
そういった未来を見据えつつ、わたしは同時に、『実社会で起きているギャップや課題』が気になって仕方がありませんでした。
"大企業は女性管理職を多く求めており、人口が減少している日本社会にとっても女性の活躍は喫緊の課題。その一方で、ライフステージの変化が大きい女性たちはキャリアの選択肢が少なく経済的自立ができずに悩んでいる"
そして、私自身もまさに、二児の母として、キャリア形成と自立の壁にぶつかり悩んでいました。そんなときに出会ったのがひと妻DAOです。
「ここなら。ここのみんなとなら。きっと何かできる!」
そう強く感じたのを今でも覚えています。
ひと妻DAOでは、ひと妻DAOの存在理由である『Make our life free and beautiful 』が実現できる場にしたいと思っています。
より具体的には、今、『DAO活⇒DAOワーク(チームで仕事)⇒実社会での自立と自己実現』という道と仕組みを整えようとしています。
(女性の経済的自立やキャリア形成の可能性としてDAOにこだわっている理由はここらへんの記事にまとめています)
▶ 女性のキャリアについて考える
▶「一度社会から離れた女性が限られた選択肢を前に迷子になり消耗戦に突入する」を図式化
これを成り立たせるためには、この両輪が機能する必要があります。
① DAO活 ⇒ DAOワーク
DAOの中にいろんな人が活動していて、自分のペースで成長していける環境があること
② DAOワーク ⇒ 実社会での自立と自己実現
DAOの外との世界(ビジネスの世界)とDAOとをつなぎ、仕事とお金が循環するようにすること
現在、DAOの代表であるわたしが、事業作りで取り組んでいるのは②の部分です。DAOの顔として、ファーストペンギンとして、DAOの世界とビジネスの世界を繋げていきたいと思っています。
(こちらの動画の後半10分ごろから、事業作りについてお話しています)
ただ、これは私ひとりでは実現できません。
わたしが今、がつがつ外に出ていって、事業作りに奔走し、DAOとビジネスの世界とを繋げられるのは、DAOの中に仕事を任せられる、背中を預けられるメンバーがいてくれるおかげです。
つまり、『①DAO活 ⇒ DAOワーク』と『②DAOワーク ⇒ 実社会での自立と自己実現』の両方が機能している必要があります。
そこで、この両輪がさらにしっかりと回るために、今回、DAOをアップデートに踏み切りました。
まずその第一歩として、一番近くでずっと私の背中を支えてくださり、そして誰よりもDAOメンバーのことを見て考えている たふさんにDAOの副代表をお願いし、『①DAO活⇒DAOワークの仕組みづくり』を行っていただくことにしました。今後、DAOの中の仕組みづくりの実行部分を、たふさん中心に行っていただきます。
ひと妻DAOの中の体制をどうしていくのか
DAOの存在理由である『Make our life free and beautiful』を目指し、DAOの中としては、このような体制にしていくことを考えています。
DAOの中でメンバーは、自分の状況に応じて、関わりたいプロジェクトに自由に関われる
メンバー同士も、それぞれのPJ同士も、関係しあっているが、独立していて並列な関係
メンバーはDAO内の共有リソース(情報と人的資本)を活用して、活動することができる
プロジェクトリーダーはDAO内でプロジェクトを立ち上げる代わりに、運営チームに入り、何かしらの形でDAOに貢献する(特に今は決まった責務を設けることは考えていません)
運営に決まった責務を設けない理由は2つあります。
走りながら決めていっているので、"スタートする前の段階で" 責務や役割をカチッと設けることに意味を感じない
DAOは自由な場所なので、DAOを使ってプロジェクトを行う以上、ある程度の責任や役割を果たさないと、プロジェクトやリーダーの求心力は下がる。それは、各プロジェクトリーダーも、代表であるわたしも、条件は同じ。これが、独裁や私利私欲にならず、DAO全体に貢献するインセンティブに繋がる力学になっていると考えている。
わたしは引き続き『DAOの代表』と『事業作りPJのリーダー』として
・選んだ道を正解にできるよう、しっかりと未来を見据え、ビジョンを描き、先頭に立って進んで行く
・DAOメンバーに背中を預け、DAOの顔として外に出て、DAOと外の世界を繋げていく
この2つに注力して進んで行きます。
今は仕組みづくりの段階なので、必要があって、この体制にすることを考えています。DAOの"代表"や"副代表"や"運営"を置いていますが、最終的には代表や副代表がいなくてもDAOの仕組みが回っていくことを目指しています。
今回のアップデートが最終形態ではないことをご理解くださいませ。
最後に。
ライフステージの変化が大きい女性や、まとまった時間で働けないママでも、場所や時間や属性関係なく、自分らしく社会と繋がれて価値を発揮できる場所を作ることができたら、すべての人にとって働きやすい社会になると考えています。
引きつづき一緒に未来を切り開いていけると嬉しいです!