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福島県農業短期大学校(アグリカレッジ福島)水田学科

福島県農業総合センター農業短期大学校(アグリカレッジ福島) 水田学科より、 2 年間を振り返って、従業の様子や学校の様子をご紹介します。

 アグリカレッジ福島に入学したきっかけは、私の家では兼業で稲作をやっていて祖母がやっています。祖母は高齢でもう少ししたらやめてしまうと言っていました。私は祖母が作るお米が好きなので自分も栽培したいと思い、福島県農業総合センター農業短期大学校(アグリカレッジ福島)で勉強をし自分で稲作をやりたいと思ったので入学しました。
 一年生の時の勉強は、稲作と畑作について学びます。稲作の勉強では、福笑いやコシヒカリ、天のつぶ、里山のつぶ、神丹穂などを栽培しました。それぞれで草丈や葉の色、穂の色、風に強い品種、倒伏しにくい品種などがあることを知れて面白かったです。畑作の勉強では、小麦やそば、大豆、さつまいも、馬鈴薯などを栽培しました。小麦では、ゆきちから、きぬあずま、馬鈴薯では、メークイン、キタアカリ、インカのめざめを栽培しました。一年生の時は色々な作物を栽培し、知識を深めました。また、一年生では、農業機械操作実習の授業では刈り払いや大型特殊(農耕車限定)、けん引を取得できます。その他に自由選択ですが、農業簿記検定や毒物劇物取扱者も取ることができます。
 一年生の時の思い出は、先進農家等留学研修や植付祭を行いました。先進農家等留学研修では、私は表郷にある吉野家ファームさんにお世話になりました。ドローンを使った農薬サンプを見たり、エアーコンプレッサーを使い玉ねぎの皮剥き、キャベツの種取り、白菜の定植、ネギの土かけなどを行いました。社長の滝田国男さんのお話を聞いたり、社員さんとお話したり、トラクターで畑の耕耘作業をしたり、皆さん明るい雰囲気で楽しい体験をさせて貰えました。植付際では、トンボで縦と横の線を引き交差しているところに苗を植えます。水田、野菜、果樹、花き、畜産全員で稲の苗を持ち、植えていきます。泥を投げあって泥んこまみれになる人もいます。みんなであまり体験したことないことを経験でき楽しかったです。
 2年生の勉強では水田は稲作専攻班と畑作専攻班に別れます。私は、稲作専攻班について説明します。一年生に比べて外の実習が増え、より実戦的な作業になります。卒業論文のために卒論設計を行い、耕耘、種まき、追肥、水田の除草、畦畔の草刈り、稲刈、乾燥、籾摺り、精米、袋詰め、調査を行いました。卒業論文を書くためにたくさんのデータを取り読み取り、まとめていくのが難しかったです。農業短期大学校の学食で出るお米は私たち水田経営学科が育てたお米です。
 2年生の思い出は県外研修です。私たちは埼玉にある農業機械研究所とに行きました。農業研究所では最新の機械が置いてあり、研究所の人たちが日々研究していました。近くにある資料館では昔の農業機械が置いてあり時代とともに便利になってきていると思いました。
 最後にみんなで卒論に取り組んでいる様子を少し紹介したいと思います。
https://www.instagram.com/reel/Ctx_N3nrEWf/?igsh=MTJ4MXdlbjM1OWN6NQ==


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