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福島県農業短期大学校 水田経営学科

  私は今、農業短期大学校の水田経営学科に在籍している。
  ここに入学した理由は、祖父母の農業を継ぐために農業の基礎を学ぶのと、単純にまだ社会に出たくなかったから入学した。
  1年生の時は、様々な農作物についての勉強をした。米や大豆、小豆、小麦、大麦、いろんな作物を生育し、農業を身につけていった。時には農業機械を使用することもあり、高校の時とは違う新鮮な気分だった。

1年生の時に見つけたカナヘビ


  2年生では、卒論で自分が気になった作物を調査、研究して、卒論をまとめる。私は1年生の時に気になった大麦を生育して調査した。1年生の10月辺りに種を播き、2年生の6月に収穫を行った。早く収穫出来て、その後はまとめるだけで済むから楽だか、正直、手作業で1本1本計測するのはめんどくさかった。

大麦


  この学校生活での思い出は、海外研修だ。タイかニュージーランドのどっちかを選ぶのだが、親にタイは危ないからニュージーランドにしろと言われ、そこにした。結構楽しかった。とりあえず飯が美味かった。ハンバーガーやステーキ、本場のフィッシュアンドチップスなど高カロリーでジャンキーな食事があり、帰国した頃には3kg太った。正直、特に学ぶことはなかった。だいたい花や畜産の話ばっかなので水田の自分にはよく分からないものばかりだった。

全部食ったら胃もたれ起こしたフィッシュアンドチップス


  この学校の必修課題である卒論は、私は大麦についての研究だ。新しい栽培法が確認され、その栽培法を従来の栽培法と比較するというのが私の卒論だ。先生の協力もあるが、自分で作物を育て、研究するというのは、高校の時はなかった経験なので、新鮮な感じだった。卒業までには、しっかりまとめて卒業できるようにしたい。

卒論の様子



                                                 水田経営学科 KANKE

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