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アグリカレッジ福島で学んだ内容

 まず私がアグリカレッジ福島に入学したきっかけは高校の先生に福島にこんな学校があると言われたので興味をもった。高校も農業高校に通ってたがもっと専門的な勉強をしたいと思い進学することにした。
 私は野菜経営学科に進学したのだが一年の頃は畑やハウスで様々な農作物を育てた。他には座学で簿記や毒劇物などの勉強、機械実習などで刈り払い機の扱い方などを学んだ。他には1、2ヶ月くらいのペースで直売実習があり、品出しや準備、接客などを学んだりした。他にも福島県の農家の所に見学に行ったら夏休み明けには研修で福島県内の農家さんの所に2週間ほどの研修に行ったりもする。一年の冬ごろには海外研修などがあり1週間ほど実際に海外へ行ってその国の農業について学びに行った。私らの時はタイとニュージーランドに分かれていて、私はタイの方に研修に行った。日本だと2月くらいなのにタイは気温が40℃近くあり寒暖差のギャップがすごかった。ただ1週間農業の勉強をするだけではなくて観光地に行ったりもするのでなかなか楽しめるいい研修だった。
 二年になってからは実習は卒業論文の作業の準備がメインになってくる。他のクラスメイトと協力して作業の手伝いなどもする。座学は一年の頃は数学や国語などがあったがそれがなくなりより農業に特化した授業が増えてくる。例えば「農業経営」や「農業法規」「農業情勢」「環境保全」「マーケティング」などがある。それに実習の量も一年の頃に比べると多く感じる。一年の頃に引き続き直売実習もあり、県外研修で東京に行ったりもした。
 アグリカレッジで特に思い出に残ってることは一年の夏に行われた農業研修と冬に行った海外研修が思い出に残っている。夏に行った研修は2週間他の農家の所で農作業をしたが真夏の炎天下の中でだだっ広い農地での畑作業を2週間ぶっ通しは流石に辛かったので思い出になっている。海外研修では初の海外だったのでとても興奮した覚えがある。そもそも飛行機にも乗ったことがないので空港に着いただけでもドキドキだった。私はタイに行ったが話に聞いていた以上に暑く日本とはまた違う感じで楽しめた。
 私がアグリカレッジで取り組んでいる卒論はナスの半身萎凋病についての卒論だ、ナスの半身萎凋病は防除が難しい病気でその対策について検討した。他県の研究でブロッコリーをすき込むと病害が抑制されて半身萎凋病を抑えられるとあり、一年の時にナス半身萎凋病が発生した圃場を三つに分け、春ブロッコリーをすき込んだ区と秋ブロッコリーをすき込んだ区、そして何も施してない無処理区で分けて半身萎凋病の発病を抑制できるか調べる卒論だ。結果的に言うと半身萎凋病を抑えられ、収量も少しだけ増えた。だがまだ確定できないので後輩辺りに試してほしいと考えている。
このブログを見てアグリカレッジ福島に興味が湧いたら是非一度足を運んでみてほしい。
野菜経営学科二年 KT


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