これまでを振り返って
農業短期大学校に入学してから、1年と半年が経ち、卒業までのカウントダウンが近ずいて来ました。1年生の時は長く感じた農業短期大学校の生活が、いつの間にか終わりに近ずきつつあります。
私は農業短期大学校の水田経営学科に入り、1年の時は、水田や畑作について勉強してきました。今思えば、楽しかった時や大変だった時もありますが、とても有意義な時間でした。2年生になり、今は卒論や就活など、1年生の時とは違う事を勉強しています。私は大麦の卒論を行っていて、最初に播く肥料の量を変えると収量がどうなるかの研究を行っています。大麦の生育上、1年生の時に大麦の種を播き、そこから生育状況を観察しながら卒論を進めています。卒論と言うと難しいと感じるかもしれませんが、先生の指導の元、自身の圃場で作物を生育してみると、案外楽しいものです。もちろん肥料の散布量の計算や収穫時期を調べたりと、難しい所もありますが、これが農業の基本的な事です。
卒業までの事を考えると、短い期間でしたが、その間に仲間たちとの出会いや新しい事への挑戦、様々な出来事がありました。私ももう大人になり、中学や高校の頃とは大きく変わったと思います。歳を重ねるとこの2年間もあっという間に過ぎていきました。今でも入学式の風景を覚えています。そしてこれが最後の学生生活ということも理解しています。
この2年間の学びや出来事を忘れず、社会人になっても活かせるよう、日々精進していきたいと思います。
水田経営学科 K