アグリカレッジ福島の生徒から アグリカレッジ福島 2024年11月28日 15:52 高校生の時、農業ゼミという授業の中で自分たちで育てた、大根、ヤーコンを保護者向けに販売をした時に、「美味しい」「すごく見た目が良かった」など嬉しい声を貰え、そこから自分もこの声を貰えるような農家になりたいと思い、アグリカレッジ福島に進学を決めました。 自分は野菜の栽培を学ぶため、野菜経営学科に入りました。1年生は、大型ハウスのトマト、キュウリの収穫が最初のメインの作業です。学科の人数が当時16人と多かったため、半分に別れて収穫をしていました。 収穫をしたら次に調整です。お店に商品として並べるため、まずA品、B品、規格外に分けます。次に、分量を測り決められた重さ(500g)にし、袋に詰めてテープで閉じます。シリアルコードと値段表を貼って、お店に先生が運んでくれます。 しばらくすると、ナスの接木(つぎき)というものを学びます。これは、病気に強い株と味が美味しい株を切って、繋げることでより良い商品を作るという作業です。繊細な作業で、すごく難しかったです。自分がした株は、枯れてしまいました。 畝立ても学びます。基本アグリカレッジ福島は手作業での畝立てなので、鍬を使って行います。他にも定植、播種など基本的な農家の作業を学び、次年度に行う卒業論文に向けて頑張ります。 1年生目玉のイベントは、海外研修でしょう。タイ、ニュージランドのどちらかに行き研修をしていきます。自分はニュージランドに行きました。 バスで様々な農家さんを周り、話を聞いたあとは、街を自由に回ることができます。 オークランドという都市で今回は過ごしました。意外と寿司屋さんが多かった印象でした。 2年生からは、トラクターの乗車の練習をします。普通車と違い癖のあるので大変でしたが、大型特殊免許(農耕車限定)をとることができます。 これは友達の卒論作物の定植を手伝っている時の写真です。彼はネギの定植機を使って、ネギを定植しています。引っ張ると、セルポットに入っているネギが植わっていくものになっています。 これはスイカの卒業論文を手伝った時の写真です。トンネルを被せる時の作業で、この時は風が強くてみんなで抑えながら、トンネルを作っていきました。 東京のお台場での研修です。様々な農業機械の企業や種苗会社が来ており、面白い話を聞くことが出来ました。葉っぱの、様子をカメラでとらえて適切な水分を与える機械などもありとても楽しい研修になりました。 直売実習という、地域の皆様向けに販売する機会があり、これは2年生が主導で動きます。自分たちで育てた野菜を並べ、自分たちで会計の作業などをしていきます。嬉しそうに買ってくれる人たちを見ると自分たちも笑顔になれます。 1番思い出に残っているのは、今年の欅隆祭でのバンド演奏です。自分は高校生の時から、ギターをしており高校もバンドをしていましいたが、久しぶりに他の人と合わせて演奏することが出来て楽しかったです。ただ、練習の時ボーカルが全然来なかったことには怒っています。 自分はブロッコリーの被覆材を使用した際の生育、収量差を見るという卒業論文でした。春と秋で2回調査をしました。春は多く収穫でき、嬉しい声も聞くことが出来ました。しかし、秋は逆に卒業論文の内容にもある被覆材を使用したことにより、病気の伝染や生育不良となるものが増え、残念な結果となりました。 春と秋で、結果としては大きな差が出てしまいましたが、こまめな観察、対処が遅れた自分の落ち度だと考えています。病気の伝染は病気の原因の切除、または株を取ることが重要でした。欅隆祭が被っており、バンドの練習もしていたため、時間がなかったと言い訳することしかできません。しかし、今後自分にとって良い経験となったと思います。これからも一人前の農家なるために精進していきます。ここまで見ていただいてありがとうございます。野菜経営学科23-26 Yoshida いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #写真 #福島 #卒業論文 #アグリカレッジ福島 #栽培管理 #アグリカレッジ