減らそう食品ロス! 最新の取り組み!
今回は、問題となっている食品ロスの原因と最新の取り組みをお伝えします。
■食品ロスの要因
① 食品ロスの半分は家庭から出ている!
野菜の皮や肉の脂身など、十分に食べられる部位が多く捨てられている。
安いからと買いすぎてしまったり、使い切れないということが、食品ロスの要因のひとつになっている。
② 食品流通における、3分の1ルールの問題
このルールは、小売店が賞味期限の期間の3分の1を過ぎた食品の納品を拒否できるというもの。
高品質な食品を求めるあまり、品質上、何の問題もないものが大量廃棄されてきた。
■食品ロスに対する国内の取り組み
①「フードバンク」活動への積極的な提供
農林水産省では、食品の製造工程で規格外品として捨てられる商品を引き取り、福祉施設などへ無償で提供する「フードバンク」と呼ばれる活動を実施している。
② 販売期限、賞味期限の取り組み
食品ロス削減に向けた社会実験を実施したところ、
販売期限の延長や見切り品の購入を促す施策が一定の成果をもたらすことが分かった。
③ アプリで余りものや廃棄予定食品をシェアリング
食品を廃棄せざるをえない人と、食品を必要としている人をマッチングする、シェアリングエコノミーの取り組みも、食品ロスの解決に向けて加速している。
■まとめ
食品ロスの改善には、私たち一人ひとりが、安いからといって買いすぎない、買い物メモを持参するなど、必要な分だけ購入することが大切だと思う。
食品を必要としている人をマッチングするシェアリングエコノミーを
普及させる必要があると感じた。