5歳と2歳のバッテリーカー物語
近くの公園に、バッテリーカーがある。
100円入れると動く、子どもでも運転できる、アレです。
できれば無料の遊具で遊んでもらいたいんだけど、そんな面白いものが並んでいて子どもたちが無視するわけがなく、必ず一回、乗る!と言って聞かないバッテリーカー。
この暑いのに公園行きたい!って言われるだけでも萎えるのに、100円払うのかよーという私のケチスイッチがオンになるわかりやすい瞬間。
結局、払うんですけどね。
文句くらい言いたくなることは1日に1000回くらいあります(多いな)。
5歳姉はプロ。2歳弟はその場で回る。
5歳姉はもう何回か自分で運転したことがあって、私の方が驚くほど、上手。
100円入れて行ってらっしゃーい!って言えば、一周回って帰ってくる。問題なし。
将来、救急車を運転したいらしいけど、いろいろ困難はあるにせよ、運転技術で言えば問題ないかもね。知らんけど。
問題はイヤイヤ期真っ只中、私のネタにされがちな2歳、弟。
姉がやれることは、自分も出来るはず。触るな俺様の乗り物だ、早く100円入れてくれ、という、リトルジャイアン。
あまりにも私が手助けすることを拒むものだから、一回やってみな!と手を離したら、まずアクセルを踏んで石にぶつかり、その後立て直したらハンドル操作を誤ってその場で一周回ってコースから出そうになった。
おいこら、危なすぎる。
2歳児に運転させるな、危ないじゃないかという意見がくるような分かりやすい運転をするな。
てか、よくこの狭い中回れた上にコースから出れそうになれたな。すごいわ。
しかも見知らぬおっちゃんがこっちを見てる。
まぁとにかく人が少なくてよかった。
もちろん大したスピードは出ていないし、ぶつかっても大丈夫な作りになっているんだけど、
あー!って言いながらガシャーンと突っ込む人はこんな感じだと思う。
恐ろしい2歳。
運転権剥奪。
本人もちょっと怖かったのか、その後は私の手助けを許してくれたので、私がサポートしてようやく一周して帰ってこれました。
本当に困っちゃう。イヤイヤ期の2歳児。
一台100円✖️2台、私のサポートの労力と負傷のリスクを考えると高すぎて、もうケチスイッチを切れません。バッテリーカーめ。
子どもたちがふと思いつくくらい面白いものがある新しい遊び場を見つけたいものですね。
田舎だからそれが難しいのだけれど。