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#10 ノウフク連携というもの少し語る【農業経営ちょこっとstudy】

こんにちは。
農業経営ブースターアオハルです!

このnoteは主に農家農業経営者向け
農業経営にちょっと役立つtipsや、
農業に関する情報を中心にお届けします!
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ここ数週間の仕事で、農福連携に関連するものが多いので、
記事にしてみようと思います。

農福連携について、アオハルが知っていることを
少しだけ文字におこしてご紹介させていただきます。

農福連携とは

おそらく20~30年前からそのコンセプトは存在していて、
ここ数年でよく耳にするようになったワードに
なっているのかなあと思います。

改めてになるんですけれども、農福連携とは?

農福連携とは、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。
農福連携に取り組むことで、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。
農業と福祉(障害者)の連携という狭い意味で捉えられがちな農福連携ですが、農の向こうには農林水産業や6次産業などがあり、福の向こうには障害者だけでなく、高齢者、生活困窮者、触法障害者など社会的に生きづらさがある多様な人々が包摂されます。

by農水省HP 一部抜粋


「福祉」と「働く場所」

・「福祉」みたいなものはどうもなぁ、、、
自分の農業経営において障がい者の方が「働く場所」なんてないよ
といった考えが、アオハルが経営者であればまず浮かびます。

アオハルの主観になりますが、
「福祉」という言葉の持つイメージ、
「手伝ってあげる」「助けてあげる」という
上から下に向けてのものになりがちです。

アオハルも 障害者と一緒に働く前は
同じようなイメージを持っていました。

その昔、農福連携の新規事業に参画したときに、
初めて彼らと一緒に農作業をしました。

最初は、障がい者の方が支援員から作業指示を
受けている風景を隣で見て、その理解していなそうな
様子から不安視していました。
実際に作業に入ってみれば、徐々にコツを掴み、
上手になっていき、そして黙々と作業するその姿勢に
自分の考えが間違いであったと言う思いに至りました。

彼らが輝ける業務や環境を用意できていないだけであり、
障がい者の特性を見極め、業務を担っていただくことで
自分一人では決してできないこともできるわけです。

その関係性は、上下の関係ではなく、横の関係であり、
win-winの関係であると思います。

農業という仕事は、 様々なレベルの仕事があり、
また労働集約的、単純作業の繰り返しも一部あることからも
障害者の方がする仕事としてやはり相性が良いと思います。
そして、仕事の成果物として、例えば野菜であれば、
その果実ができると言うわかりやすい
やりがいがあると言うことも
向いていると言われる所以の1つかと思います。

障がい区分は、車椅子のような身体障害だけでなく、
精神、発達、知的障害とあります。
さらに人によって障害程度は違いますが、
どの農業経営体においても、
いずれかの障がい者の方にフィットする
業務があるのではないでしょうか。

ここまで書いておきながらですが、
人手不足感が強くなってきたから、
障がい者雇用も選択肢にしましょうと
言いたいわけではありません。

実際に、農福連携には超えなければいけないものもありますので。
ただ、頭の片隅に入れておいてもらえるだけでも嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました!
また!


農業経営ブースター / アオハルは、
高い目標に向けて突っ走る農家の伴走支援とか、
(農業生産はできません!)
農業スクール事業とか、講師や教本作りみたいな先生業
もたまにやってます。

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