大人も楽しめるディズニー映画『ソウルフル・ワールド』

あなたの人生のきらめきは何ですか?

自粛が求められ、外出もはばかられる今日この頃。自分自身と向き合う時間が増えた方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

 

今の仕事はやりたいこと?やれること?

好きなことって何?

家族との関係は?恋人は?

 

中には、仕事を失ったり、人生のターニングポイントだと意気込んでいた計画が白紙になってしまったりそんな方もいるのではないでしょうか。

実は、私もその一人です。海外留学を計画していたところ、国境閉鎖などから延期に重なる延期😥

このパンデミックとともに思い描いた未来も、今も、色を失ったように思えます。

何か不安を拭い去る光を希望を。と自分の進む世界を渇望する毎日に疲れを感じていた時、ふと見た映画に救われた気持ちになりました。

それが『ソウルフル・ワールド』です。

ディズニーピクサーの最新作で、『リメンバーミー』の制作陣が再集合した期待のアニメーション映画は「それでも、人生は続く。」と厳しい現実を生きる私たちに肯定的で温かなメッセージを伝えているように感じました。


 せわしなく時が流れるニューヨーク。ジャズピアニストを目指すものの芽が出ず、非常勤の音楽教師をしている”ジョー”。彼は偶然にもジャズピアニストとして舞台に立つチャンスを得ます。幼いころからの夢を叶えることとなったジョーは浮足立ち、工事中のマンホールへ落ちてしまいました。生死を彷徨うジョーの魂(ソウル)は人が生まれる前の魂の世界、ユーセミナーへと迷い込んでしまいます。そこでは小さなソウルたちが性格を与えられ、十人十色の”人生のきらめき”を見つけては地球へと飛び立っていきました。そんな世界で出会ったのは生きることへの希望が見いだせず人生のきらめきを見つけることができない小さなソウル”22”。果たしてジョーは元の体にソウルを戻し、ジャズピアニストの夢を叶えることができるのか?22は生きることへの希望を見出し人生のきらめきを見つけ出すことができるのか?

二人が出会い、見つけ出した本当の人生のきらめきとは?

キャラクターの可愛らしさはもちろんのこと、非常に哲学的で大人も楽しめるお話でした。お話以外にもジャズの映画ということで主人公の演奏やBGMがどれも本格的で素敵です。劇場で観られないことが本当に残念です😭

 

 外に遊びに行ったり、飲み会に行ったりと人と会う楽しみが制限されているからこそ、家でまったりソウルフルワールドを観て、憎らしくも愛らしい、そして純粋な22に癒されながらジョーと一緒に自分の人生のきらめきについて思いを巡らせてみるのはいかがでしょうか。

思い通りに人生が進まなくても、期待と現実のギャップが大きくても生きていれば人生は続きます。どんなに後悔にまみれた、しょうもない人生だと思っていても、新しい発見と出会いに心躍らせながら2021年も一緒に生き延びましょうね。

tsumugi

※作品はディズニープラスのみで配信されています。




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