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14事業すべて黒字!起業家の素顔

これから起業を考えている人、起業はしたものの上手くいっていない人に読んで欲しい内容になっている。

SNSで発信したが、荒田さんという数年以内に投資家になることを見据える連続起業家さんと会ってきた。数字に強く理路整然とされた方で読者の方にも役立つお話が沢山あったので自分の備忘録も含め、ここに書き残しておこうと思う。

Xアカウント

https://twitter.com/Ara_y222

東京には行かない

荒田さんはエックスのフォロワー1.2万人(2024年5月末時点)超え、インプレッションは数日に一度は1ツィートで万を超えることもあるインフルエンサー社長でもある。

プロフでは表情や顔を窺い知ることは出来ず。怖い人、厳しい人と想像されることが多いそうだ。実際にお会いするとフランクで話しやすい人。とにかく学ぶこと、知識欲が旺盛で、体験すべてを糧にして異次元の活躍を続けている。

冒頭タイトルの通りだが、たった2年で100店舗以上のFC展開をしたことが実力の証明だ。

興味深いのは、東京には滅多に行かないと明言していること。事業自体はしているものの、事業のマイナスプラスで言うと東京は地代家賃が高騰し過ぎていて商売としての旨みが少ないと言うことだった。きっと愛妻家って言うことも影響してる。

管理は数字

14事業をどう回して、どのように売上をつくっているかというと、すべての経理を自分一人でやると言うことだった。例えば美容サロンの事業でも、実際の店の運営はアルバイトスタッフに任せていて、荒田さんは毎月の売上や利益の推移を見て、とやかく言わない。というか本人曰く現場のことはよく知らないと。

とにかく数字から事業を構築する能力が化け物。でも、新しい事業を始めるときには適当だそうだ。やるかやらないか迷うよりもやってみて、やりながら課題を一つひとつ乗り越える方が早いという考え方だ。

その考えをそのまま実践すると、1ヶ月ごとに1事業増える。2年で14事業は頷ける。

全事業、見切り発車

これだけ見ると無謀な起業家に見える。本当に見切り発車だとしたら、すべての事業が黒字で回るということはあり得ない。わたしが話している中で感じたのは「これいけるんちゃうかな」という直感と、売るための発想(発明レベル)、そしてマーケティング力だ。

直感力は、天性のものなので説明を割愛する。2年前のこと。ご自身は鎖国と表現していて、当時は誰とも関わることなく、トレカの事業をコツコツと育てていたそうだ。

トレカの世界は無知なので、聞いたまま話す。今では当たり前の売り方になっているオリパ(オリジナルパック)という販売手法。一枚で販売すると500円。買取価格は300円。店の利益が200円。例えばこれを10枚パック5000円で販売する。この中には、買取価格が100円のカードもあれば、1000円以上するカードがランダムで入っている。

つまり、宝くじ方式で価格以上の時もあれば、価格未満の時もあるという売り方を発明したというわけだ。ご本人はトレカが好きでもなければ、遊んだこともないそうだ。

マーケティング力については言わずもがなだが、SNSについては代行業者を使わないというポリシーを持っている。特にXについての知識量は豊富で、わたしも1時間ほどで沢山のダメ出しをいただくことが出来た。

冒頭のプロフ写真や、フォローとフォロワー数のバランス。ツィートのインプの取り方もご自身で運用されてきたからこその説得力がある。ちなみに荒田さんはFCオーナー、ビジネスパートナー、スタッフなど全てXをフル活用していて、採用コストもえげつないほど低い。

それでいて、実店舗の運営はスタッフに全振りする。スタッフは信頼に応えるべく自分たちで業務改善をして、売上を上げる努力をするそうだ。会話の中で何回かマネジメント得意なので!と言っていたことを思い出す。

弟のために

ここまで荒田さんの事業の進め方を話してきたが、もしかしたらドライな印象を与えてしまったかもしれない。それは誤解だと言っておく。100店舗以上展開しているレンタルスペース事業を始めたきっかけは弟さんだ。

弟さんは、対人ストレスで会社で働くことが出来なくなってしまったそう。とても仕事が出来る人だけど、このままだと経済的に生きる事が難しくなってしまう。なんとかしたい。

レンタルスペース事業は、対面で何かをする必要のない。ある程度、オートマティックに仕事が出来るということで、弟さんのために始めた事業だったのだ。施術をする事業では、低単価にしてしまうとスタッフが数をこなさいないといけなくなって優しくない。だから、高単価で施術できるようにお店を整えている。

「人が資産」という言葉はよく耳にするけど、実際にやっていることは全然優しくない経営者と言うのは山ほどいる。荒田さんは言葉の通りに体現されていた。震えた。

会いたい人へ

ここまで読み進めた人は、荒田さんに会ってみたいと思ったことだろう。少しアドバイスしておく。会いに行け。「話を聞きたいけど、東京なんでzoomで」と言った時点で二度と会えない。実際に10人中6、7人は断られている。

最近始められた紹介性のオンラインサロンは、直接ビジネスに繋がる実力のあるコミュニティだ。これを実現しているのは、荒田さん自身と濃い関わりがあった方、もしくは直接会って話をした経営者だけが入っているからだ。

もちろん、わたしも入らせてもらった。入会しているメンバーが凄い人たちでワクワクしかない。


筆者紹介
世界のアゴタク
日本人セラピストが世界で活躍する世界をつくる。

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    日本のセラピスト(癒し人)を世界へ。
    心を体から整える、日本の素晴らしい文化として”セラピスト(癒し人)”を世界に広める。

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