ラジオパーソナリティの打診 #ラジオパーソナリティと会社員 ⑨
ラジオパーソナリティの打診をいただいたのは、放送開始2ヶ月前の23年2月初旬のことでした。しかも新番組で朝の帯の金曜レギュラーという新米の私には出来過ぎなくらいの打診でした。
もちろんすぐにやりますとお返事しました。そして正式に決まったのが2月24日のこと、動き始めてから早かったです。
打診の段階では、私がどんなテーマで番組をできそうか企画をいろいろ考えました。どんな人をゲストにお呼びするか考えているとき、自分の人脈の少なさを知りましたね。本業の仕事で関わる人はそれなりに多いけれど、本業(企業名)を公開しないでパーソナリティをやりたかったので、人脈の大部分にフタをしました。結果としては趣味のクルマで繋がってきた仲間たちに順に声をかけて出演してもらっています。
渋谷のラジオが掲げている「聴くラジオから出るラジオへ」はコミュニティFMのあるべき姿に近づける本当にいいコンセプトだと大共感しています。ラジオが初めてという人にもどんどん出演してもらって、渋谷や渋谷のラジオといい思い出をつくってほしいなと思っています。
渋谷は私が生まれ育った場所でもあるので、渋谷が好きと言ってくれると嬉しい気持ちになります。「渋谷って住むところあるの?」ってイジられることもありますが、もちろんいいところがたくさんあります。雨の日でも首都高速の高架下にある公園で遊べますしね。
そんな愛着のある渋谷で、私のラジオパーソナリティとしてのキャリアが本格的に始まりました。
つづく