一生忘れない日常とは
時間調整のためにマックで紅茶を飲んでいたら、近くに座っているご家族が楽しそう。パパ、ママ、お姉ちゃん(中学生くらい)、弟くん(小学校高学年くらい)の4人でした。
どこかで夕飯を終えたあとに2軒目として来たみたいですね。飲み物とポテトを食べながら年末年始の過ごし方を話し合っていました。あーでもない、こーでもない、全員が発言して会話が盛り上がっています。
この光景って実はすごいかもしれないですよ。家族団らんがマック!?って思うかもしれないけど、テレビもスマホも見ないで会話に集中してるんですから。きっと多感な時期だと思うけど、子どもたちには心理的安全性があるんたろうなぁ。
弟くんは「かあちゃん!」って呼んでいてかわいい。これがこのご家族にとっては当たり前なんでしょうね。
たぶんね、この何気ない出来事は一生覚えてると思いますよ。私がそうだったから。
私の家族の団らんはクルマの中でした。クルマで出かけて夕飯を食べたら、母が「アイスクリーム食べよう!」といってわざわざ夜遅くまでやっているアイスやさんまでドライブしたもんです。「ちょっと遠回りして帰ろう」がうれしかったんです。
あ、回顧してますが家族みな元気です。念のため。それぞれ世帯を持ってそういう時間はなくなりましたけどね。
一番の思い出って意外に豪華な旅行とかじゃない、日常にあるものだったりしますね。
21時になろうとした今、おとうちゃんは「そろそろ帰ろう」と立ち上がりました。いいご家族だったな。