身近な人との意見衝突について

 そうですね~私の場合は、になりますが、そういう時は「ここでマイナスの目算が大きい賭け金をベットはするが、プラマイでいけば合計プラスになるよう、他のところで大きめのプラスを相手に提供する」を心掛けています。
 基本的に、他者から獲得可能な好感度というのは「快不快のいずれを相手に提供するか」の合計値によって決定されるため、そういった異議の提示によって相手に不快を与えても、その不快マイナス分を補ってあまりある快プラスをその相手に提供しさえすれば、トータルでプラス値クリアとなります。

 「異議を申し立てるその時に、発生する軋轢等をどうするか、どう心構えをするか」よりも、むしろそれ以外の日常で地道に各相手へのプラス貯金を重ねておく、というのが最も重要である気がします。ちなみに、この概念を端的にまとめると「日頃の行いがものをいう」という話になります。

 また、相手が恋人等の場合は、上記の説明にプラスの要素として「そもそも、相手の感情を波立たせないよりも、むしろ相手の感情の振幅の上下幅を大きくしたほうが好かれる」という基本的なパターンが存在します。

 このあたり、もう少し具体的に説明しますと

 A.小さい快30+小さい不快5=差し引き25プラス
 B.大きい快65+大きい不快40=差し引き25プラス

 このAとBですとプラマイの差し引きはどちらも25ですが、Bのほうが圧倒的に好かれがちです。
 このAとBにおける不快ポイント部分だけを比較すると、BはAよりも実に「8倍の不快を与える」ことになりますが、全然大丈夫です。Bタイプの人のほうが遥かにモテます。

 しかし、これが職場の人が相手の場合ですと、基本的にプラスとマイナスの振幅における上下幅が少ないほうが好まれます。このように、相手との関係によって有効な方針は変動してきますので、関係ごとに個別に検討なさるのがよいのではないかと思います。ご参考まで~

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