幸運について


 あ~そういえば呟いていたかもしれませんね。私が記憶しているのは『幸運というのは「自分のもとにやってきて、自分を包んでくれるもの」ではなく、流れてくるものであり、目の前に流れてきたその幸運を、自分の手を伸ばして「掴む」必要がある』みたいな話でした。

 以下、当時のツイートからの引用と、若干の修正です。

 そういえば「幸運」というものを、幸運のほうからやってきて自分を包んでくれるもの(自分はその間もずっと動かない)みたいな感覚で想像してる人というのも結構いるっぽいけど、幸運ってそういう感じじゃないよね。

幸運は「流れてくるもの」「訪れるもの」みたいな捉え方のほうが近いと思う。

 幸運は流れてくるもの、ひょんなところで遭遇するもの。そして流れてきた幸運を自分のものにするには、その幸運を「掴む」必要がある。自分のところにきたそのタイミングで掴まなければ、そのまま流れていって遠ざかってゆき消えてゆくだけ。そういう感じだよね幸運って。

 自分は不運だと思っている人は、その人のもとに幸運が流れてこないわけでも、遭遇しないわけでも実はなくて、流れてきた幸運をことごとく掴まない、ことごとく見送っている、ことごとくスルーし続けている、みたいなパターンのほうが遥かに多いように見受けられる。そして当人にはその自覚がない、という感じ。

 回転寿司の皿をひたすら見送りながら「お腹すいたつらい」「私だけ寿司ぜんぜん食べられない」「私は運が悪い」と言ってる感じ。自分でその皿を掴んで食え。しかしその発想が素でない。みたいな、そういうパターンがわりと最多のように見える。

 こちらのツイートのことでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。




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