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昨日の夜は…
昨日の夜は…
お盆休み初日だというのに店にいる間に文庫本一冊読んじゃうくらい暇だったけど昨日読んだ本「セイジ」と、夜遅くに来てくれたお客さんがヒットだったので結果いい一日となった。
ヒッしたお客さんはビレバンの店長こうちゃんが連れてきてくれた某カフェで土曜日の夜バイトしてる子と東京から福井に短期移住しにきた女の子の2人。
カフェバイトの子は本好きらしく来店した直後カウンターに置きっぱなしになっていた僕の本(ついさっき読み終えた「セイジ」)に興味を示した。
「僕が貸そうか?」と言うと間髪を入れず「はい!」と元気ないいお返事。
コレが気に入った。
初めてきたお店、初対面、出会って数分でなんの遠慮もなく本を借りるこの屈託のなさがいい!
普通なら貸すと言われても「えっ、ホントにいいんですか?」かなんかワンクッションあってそれでも尚且つ僕が「うん、いいよ」と言って初めて「じゃあお借りします」って日本人特有の「どうぞどうぞ、いやいや」という儀式があってそこから「それじゃあ」って流れになりそうなもんじゃない?
それが「はい!」だもん。
思わず「おーっ。君いいねぇ…気に入った!」って言っちゃったよ。
かくして僕がその日読み終えたばかりの本「セイジ」はその日のうちに他所に旅立つ事になりました。
本読み終えたら読後の感想話そうね!
んでもって短期移住の子はこのコロナ禍で転職したばっかの会社を解雇になり、なんやかんやあって福井に行ってみっかと言う事になったらしい。
このフットワークの良さと強心臓がいいよね。
「福井には2か月いると聞いたけど今何日目?」と僕が聞くとまだ滞在は7日目だと言う。
移住の費用は貯金の切り崩しとライターで賄っているらしい。
(おーっ、職業ライターって言ってみてぇ)
まだ福井生活7日目だが「福井めっちゃ面白い!」と言われて嬉しくなる。
「福井の良さは住んでみて初めてわかる」
同じセリフをコウチャンを始め何人かの県外からの移住者から聞いている。
彼女曰く特に福井の人が面白いのだそうだ。
これに関しては福井での生活のスタート、最初出会った人なり店なりにもかかっているとは思うが…
この地に生まれ育った僕にはよくわからないがなんにしろ福井を面白いと言われて悪い気はしない。
まだまだ始まったばかりの福井での生活、どうか楽しい思い出いっぱい作っていって欲しいものだ。
嬉しいことがもう一つ。
この女の子2人、今日のお宿はゲストハウス サミーズだというではないか!
それはなんて素晴らしい!
(サッコちゃん、元気にしてっかなぁ…会いたいなぁ)
というわけで…
連休初日は営業としてはトホホだったけど素敵な本と素敵なお客さんとの出会いによって良い1日となりましたとさ。