女であることの呪いと、書き手であることの覚悟
女として生まれて、女の身体を持っていて、
男性を怖いと思った経験はないだろうか。
わたしはある。
小学3年生の時、慕っていた6年生のお兄ちゃんに、
車庫に連れ込まれて急に、後ろから抱きつかれた。
あれが、女としての恐怖の始まり。
お兄ちゃんはソワソワした指で、わたしのスカートに下から手を入れた。
そしてお尻と、真ん中にある大切な部分を触った。
そこはだめ!
子供ながら強く感じた。
そう強く感じたことが、身体の中心に今でも深く刻まれてる。
お兄ちゃんの手を振り払って逃