【埼玉】ららぽーと富士見探訪記 2023年11月【2】
しばらく朝ドラのレビューを連続で投稿してきたが、ひと区切り付いた。今回は久しぶりの通常回。
10月下旬の平日、ららぽーと富士見(埼玉県)に行った。
訪れるのは初めて。基本的にショッピングモールというのは、どこも大差ない。特筆すべきことを見つけるのは難しい。ただ乳児の泣き声がどこよりも多いと感じた。
あとはフードコートで清掃員をよく見た。落ち着かなかったが、清潔感が保たれるほか、マナー違反や長居を抑制する効果はあるのかもしれない。
このららぽーと富士見は、自宅から10km程度という近場にありながら、今まで一度も訪れたことがなかった。最大の理由は交通アクセスの悪さだ。
東武東上線・鶴瀬駅から1.5km。多くの駅からバスが出ている。それにもかかわらずアクセスが悪いというのは、西武線からのアクセスのことだ。
私が住んでいる新所沢から鶴瀬に行くには、西武新宿線、西武池袋線、JR武蔵野線、東武東上線と乗り継ぐルートと、川越を経由する大迂回ルートしかない。交通費もかさむ。都心に行くよりもかかってしまう。
私は川越迂回ルートを選択した。まず西武新宿線で本川越に向かう。改札を出て400~500m離れた東武東上線・川越市駅まで歩く。
ここから上り電車に乗って5駅。ようやく鶴瀬にたどり着くことができる。
駅東口は再開発中。まさに原野を切り開いて誕生したばかりのようだった。各種ウェブサイトで過去の姿を確認したところ、まったく違う景色が広がっていた。
建物が駅の目前に迫っている。駅に一直線に到達する道がなく、「く」の字に迂回しなければならない。こうした区画を更地にして、一から街をつくっている。なかなか大きな規模の開発だ。
ここからバスに乗るのが一般的だが、私はシェアサイクルを利用した。1.5kmほどなので、10分程度で到着した。向かう先に高い建物がなく、空が広かった。
目の前に富士見市役所があった。ららぽーとが開店する前の画像を見たが、なぜこんな辺鄙なところに建てたのかと思わずにいられない。今では役所での手続きの帰りにショッピングができる。ここで働く人々にとっても便利だろう。
地図を見て、高い建物がない理由がわかった。背後に新河岸川と荒川が控えているのだ。私の住む西武沿線には大きな川がない。だからこの日に見たような景色になじみがないのだ。
家から10km程度の場所に過ぎないが、鉄道路線や地形の違いから、見慣れた景色とどこか異なる。旅情さえ感じた。
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実は新所沢駅からバスで東武東上線にアクセスする方法がある。本川越行きのバスに乗って上赤坂バス停で降りる。そこで東武東上線・上福岡駅行きのバスに乗り換えることができる。
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