傷つく言葉に立ち向かえ 2023年8月【3】
「おじさん叩き」に立ち向かえ
はてなブログで活躍中のほし氏さんが、私の記事「『おじさん叩き』に立ち向かえ」について書いてくださいました。
中立的な立場で述べています。
私にはそれができません。20代の頃から「おっさん」を自称する行為が嫌いで、怒り続けているからですね。
下記の指摘には唸りました。
私はどうも、自分を傷つけた言葉を、世の中から一掃したくなります。
ある言葉に傷つく→ググる→同じように傷ついている仲間を見つける→その言葉を撲滅したいという思いに駆られる
というわけです。しかしこれはキリがないんですね。目の前の人間に言うのをやめてもらったところで、そこを離れたら、別の人が言うんですから。
あくまで抗議し続ける
では黙って耐え忍ぶべきなのかと言えば、断じて「NO」です。あくまで嫌だと言い続けるべきだと考えています。
その都度その都度「やめてください」「不快です」「つらいです」等々、言い続けなければなりません。自分の心が傷つき、嫌だと叫んでいるのです。それにきちんと応えなければいけません。
ほし氏さんも指摘するように「おっさん」「子供部屋おじさん」「弱者男性」と蔑まれる属性には利点もあります。ただそれは虐げられた人自身が、内面でおこなうものです。
「その言葉をやめて」という訴えを認知しながら「なぜ嫌がるのかわからない」ととぼけて、あくまで言い続けるのは「いじめ」です。
他人を殴って「この程度が痛いなんて理解できない」と言っているようなものです。あなたにとって痛いとか痛くないとかは関係なく、あなたは罪に問われます。
同じ年代の他人を巻き込むな
「おっさん」について言えば、私はその言葉じたいを否定しているわけではありません。たとえば40歳の人が発する「40のおっさんなんか見たくないだろ」といった物言いに警告しているのです。
発言者自身は「自虐」「謙遜」のつもりで言っています。しかし主語を「40のおっさん」にしていることで、世界中の40歳男性を貶める発言に聞こえるのです。
それに対して私は「同じ年代の他人を巻き込むな」と言っているのです。詳しくは下記の記事を読んでください。
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