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2020年8月27日・28日 新田義貞と所沢、知識がその土地を面白くする

【8月27日】
15時30分頃に目覚め、朝7時頃に寝た。

【8月28日】
15時18分に目覚めた。新田義貞の鎌倉攻めについて、ネットでいろいろ調べた。連戦連勝で鎌倉を落とした印象があるが、実は分倍河原の戦いでは一度負けている。ウィキペディアの「分倍河原の戦い」の項には、以下の記述がある。

本陣が崩れかかる程の危機に瀕し、義貞は自ら手勢を率いて幕府軍の横腹を突いて血路を開き撤退した。もし、幕府軍が追撃を行っていたら、義貞の運命も極まっていたかもしれないと指摘されている。

新田軍は堀兼まで敗走したという。分倍河原は東京都府中市で、堀兼は埼玉県狭山市。20kmぐらいある。ずいぶん逃げたものだ。

この敗走の正確なルートはわからないが、最短距離で逃げたのであれば、所沢の中心部を縦断している。我が家の近くも通っていることになる。しかも翌日また分倍河原に向かっているので、2度通っている。

当時はただの草原だったのだろうが、こうしたことを散歩の最中に思い浮かべることは楽しい。うちの近所は平凡な住宅街だが、鎌倉幕府の存亡に関わる土地だったのだ。

新興住宅地など歩いてもつまらないという感覚はわかる。しかし「つまらない」という感覚は、自分の知識が乏しいことによって生じている場合が多い。

歴史の知識に限らない。アニメに登場したとか、アイドルが訪れたとかいうことでもいい。それだけで、その土地は、その人にとって面白い土地になる。結局のところ、知識がその土地を面白くする。

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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